12月18日(火) メイク検定@おかやま山陽高校

 今回は初めての試みと言うこともあり、本校から3年生4名と、一般の方々が受験されました。モデルさん、講師の先生も含め、約20名の行事になりました。
 おかやま山陽高校資格専門コースビューティー系の講師をお願いしている河野先生(メイクアップスタジオCHAT@福山市)から、講師の福島先生をご紹介いただきました。福島先生はメイクアップアーティストとして東京で活躍されている方です。
 いろいろお話しするうちに、「苦手なことに時間を費やすくらいなら、そのぶん好きなことを伸ばすために使った方がいい」という点で3人の意見が一致しました!そういえば、日本人が大好きなドラッカーも似たようなこと言ってましたよね。






12月19日(水) おかやま山陽高校創立90周年記念事業 「自律館」「創生館」落成式!
 かねてより建設中の二棟が竣工しました。
 落成式にはご多用中、加藤勝信代議士令夫人様、浅口市長様、里庄町町様、浅口市議会議長様、里庄町議会議長様、笠岡市議会議長様、六条院小学校長様ほか、多数のご来賓のご来臨を賜り、心よりお礼を申し上げる次第です。
 「自律館」は、男子寮とスポーツトレーニング棟、「創生館」は音楽レッスン棟と、機械科(鋳造)実習室。それぞれの名前が、その機能や託された目標を物語っています。
 それでは、ざっとですが、これらの建物の内部をご紹介しましょう。


 『創生館』は西の端にある丸いドームが印象的な、モダンな建物です。



 2階部分が音楽レッスン棟になっており、内廊下の両脇にレッスン室が並びます。オレンジ色のドアがおしゃれですね。



 レッスン室は非常に広く、各部屋にはピアノ(グランドまたはアップライト)が一台ずつ入ります。照明はLEDで、もちろんエアコン完備です。



 丸いドームの正体が、このアンサンブルホールです。小規模なコンサートならばここで行うことも可能です。落成式ではここでこけら落としのコーラスとアンサンブルのミニコンサートを行いました。



 丸い天井にはLED照明が輝き、窓はすべて二重サッシで防音も完璧です。



 1階は機械実習室です。この部屋は『CAD・制御実習室』で、パソコンがずらりと並ぶ予定です。
 


 そしてこの部屋が鋳造実習室です。鋳造は、金属を溶かして型に流し込んで部品などを製造する技術です。



 これが鋳造炉、通称『キュポラ(またはキューポラ)』です。昔の映画を思い出す名前ですね。小さく見えますが、これでも約20kgのアルミニウムインゴットを溶解することができます。
 これでおかやま山陽高校の機械科には、旋盤、フライス盤、CNC、溶接、製図、CAD、制御、そして鋳造と、工業高校の機械科に求められるすべての実習機能が揃ったことになります。1学年1クラスの機械科としては、非常に贅沢に思えるかもしれません、でも、次代の地域産業を担う後継者を育成するにはこれだけの設備投資が必要なのです。

 続いて、『自律館』です。



 『自律館』も白い外壁がさわやかな、モダンな印象の建物です。セキュリティー指紋認証システムを採用しています。



 男子寮の1階の共用スペースです。ここにテーブルやテレビが入り、寮生たちが食事をとります。



 2階が寝室になっています。4人部屋が6室、24名の定員です。



 各部屋の中はプライバシーの配慮がなされ、居心地がよさそうです。



 今の時代ですから、個別のシャワールームを4つ、用意しました。ランドリーも大容量です。



 もちろん、寒い季節にはお風呂でしっかり温まれるように、大きな浴室もあります。



 1階部分はスポーツトレーニング棟です。ここに動体視力や瞑想トレーニング用の機会が並びます。遠方から遠征に来られた場合の合宿所も兼ねており、1階にも独立した大浴場が完備しています。
 多くの皆様のご協力により、素晴らしい建物が完成しました。大切に使っていきたいと思います。




 

12月21日(金) 終業式、表彰伝達式、生徒会役員任命式

 この日、新しい生徒会役員10名に任命状を手渡しました。どの子もしっかりしていて、頼りになりそうで嬉しいです。
 この日の校長講話では、恒例の『おかやま山陽高校平成24年 十大(重大)ニュース』を発表しました。


 1.学園長、旭日小綬章受章。
 2.浅口市公用車EV化に成功、各方面から注目。
 3.製菓衛生師コース1期生、製菓衛生師国家試験100%合格達成。
 4.スイーツ甲子園、製菓衛生師コースが準優勝。
 5.ウエイトリフティング、選抜・インターハイ・国体の3冠王達成。
 6.機械製図検定、全国1位から3位を独占。全国製図コンクールでも最優秀特別賞を受賞。
 7.MIRAI、ギネスブック英語版、日本語版の両方に掲載。
 8.さんフェア岡山2012、専門教育の祭典の成功に大きく貢献。
 9.調理科1年中原優美さん、お弁当コンクールで総合優勝
 10.いよいよ自律館男子寮、スポトレ場、創生館音楽レッスン棟、鋳造実習室完成。


 いかがでしょうか?今年も生徒たちは本当に頑張ってくれましたよね!






12月22日(土) 山陽新聞社杯ビリヤード選手権ジュニアの部予選@おかやま山陽高校ビリヤード実習室

 今年も予選は本校で、本線は水島の『スティックアンドストーンズ』を会場に行われました。
 ビリヤード、スポーツとしての認知度がもっともっと上がり、いつか世界チャンピオンが日本から出る日が来るといいですね!


 






12月22日(土) 天草ふれあい音楽会@浅口市中央公民館

 今年で30周年を迎える、歴史のある、地元の音楽界です。
 今回は記念の会と言うこともあり、30年前の映像がVTRで流され、ご来場の皆さん方はとても懐かしそうにご覧になっていました。
 もちろん、おかやま山陽高校吹奏楽部もトリを務め、大いに盛り上げました!エグザイルと金爆、これはおかやま山陽高校吹奏楽部の新たな歴史の1ページです!







12月23日(日・天皇誕生日) 記念の第10回大会で悲願の初優勝!! 
全国高等学校ゼロハンカー大会@倉敷市西阿知

 今年でいよいよ第10回を迎える「全国高等学校ゼロハンカー大会」(全国自動車教育協会・主催、おかやま山陽高校・主管)。おかやま山陽高校は開催主管校でありながら、実はこれまで一度も優勝台に上ったことがありませんでした(惜しいところまでは何度も行ったのですが・・・)。
 今年は記念すべき第10回大会と言うことで、ここでぜひとも優勝台に、と例年以上に気合が入っての参戦でした。



 会場は倉敷市西阿知の西原地区にある高梁川河川敷グラウンド。地元の皆様のご理解で気持ちよくお貸しくださいます。10年と言う月日が、ご覧のような大きな大会に育ててくれました。
 今年は東は京都、三重、西は佐賀、大分、鹿児島と、9県、18校、37台の車両がエントリーしてくれました。



 毎年前日はコース設営で大変です。近年は県内の参加各校の先生方や生徒さんたちがお手伝い下さるので、助かっています。



 エントリーした37台は、1次予選から3次予選(+敗者復活戦)を経て、10台にまで絞られます。決勝戦は名物『24分間耐久レース』。車は速さより信頼性が大切だからです。スタートはローリングスタート。日の丸をはためかせ、ペースカーが誘導します。
 今年はおかやま山陽高校からは3年三好君、2年佐藤君の2台が決勝に勝ち残りました。走行順は予選のタイムで決まります。
 三好君はポールポジション、佐藤君は5番手と、いい位置につけています。



 決勝戦開始!今年から2サイクル部門が廃止となり、4サイクル部門のみとなりました。4サイクルは環境性能は高いのですが、なかなかパワーと回転数が稼げません。それをものともせず、三好車(ミヨシシャ:おかやま山陽高校自動車ではゼロハンカーをこう呼びます)、すごい爆音で、快調に飛ばします。



 そして、ゴール!三好車、ここまでのところトップでゴールインです!佐藤車は5位で、やはり無事にゴールイン。過酷な耐久レースを物語るように、今回完走した車両は6台でした。
 この後、「後車検」を受けます。これは、ボアアップなどの違反がないか、正確にエンジンルーム内を計測しなおすものです。



 そして、結果発表。みごと三好車、堂々の優勝です!佐藤車も5位入賞です!



 表彰式の後はヒーローインタビューです。三好君のつなぎ、元の色は真っ黒なのですが、激戦の結果、泥だらけです。



 5位に入った佐藤君の車です。こちらも、過酷なレースを物語る、泥まみれです。
 と言うわけで、今年のゼロハンカー第10回大会、おかやま山陽高校の初優勝と言う、素晴らしい結果を残してくれました。

 ところで、ゼロハンカーはやってみたいけど、運搬やらなんやらで大変そう、と二の足を踏んでおられる高校さんもあるかと思います。

 ご覧のように、大会規定通りのサイズで作られたゼロハンカーは、軽トラックの荷台にすっぽりと収まります。つまり、軽トラ一台あれば、引率の先生とドライバー1名は参加できるわけです。
 さらに、現在参加されている高校さんで自動車科を持っているところは実は本校だけです。それ以外は機械科、電気科、電子機械科、総合学科など、様々な科からエントリーし、上位に入賞しておられます。
 いかがですか、みなさん?ゼロハンカー、参加してみたいと思いませんか?楽しさは保証します!
 ゼロハンカーについてお知りになりたい方は、ぜひおかやま山陽高校自動車科までご連絡ください。すべてをお教えします!そして、ものづくりに燃える高校生の活躍するステージを一緒に大きく育てましょう!





12月24日(月) おかやま山陽高校調理科クリスマスチキン&製菓衛生師コースクリスマスケーキ販売

 どうしても数量が限られるため、毎年こっそりと予約受付をしているところのチキン、そして、今年初めての試みとして、製菓衛生師コースの特製クリスマスケーキの販売が、クリスマスイブの24日に行われました。
 ちなみに今年はチキンは70羽、ケーキは30台限定でした。



 今年のおかやま山陽高校調理科のチキンは、1羽を家族4人でいただくのにちょうどよいくらいのサイズ。もちろん、国内産の上質な鶏を使用しています。これに特製のグリーンサラダが付き、さらに、ご家庭での仕上げ方法や解体方法をイラスト入りで解説したレシピもお渡しします。



 焼きあがって、引き渡しの順番をお行儀よく待つチキンたち。壮観です。ある方は、肉をお召し上がりいただいた後のガラを使って、スープを作られたということで、とてもおいしかったと教えて下さいました。確かに、じっくり火を通したガラからは、極上のスープが取れます。私も来年は真似してみようと思います。



 そして、こちらが今年初めての試みとなる、おかやま山陽高校製菓衛生師コース特製のクリスマスケーキ。製造担当は製菓衛生師コース2年生たちです。



 お引き取りにお越しいただいた皆様、本当に寒い中、ありがとうございました!よろしければお召し上がりいただいたご感想をお寄せください!


 それでは皆様、よいお年を!