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ひと月近く、ブログの更新をさぼってしまいました。最近、FBの便利さに慣れてしまい、相対的にブログの更新が手間がかかるように感じてしまったことも一因でございます。
と言うわけで、申し訳ございませんが、かいつまんでのご報告とさせていただきます。
11月19日(月) 生徒会役員選挙立会演説会
今年も多くの候補者が自ら立候補してくれました。学校をいい方向に変えたいという気持ちがありがたいです。
21日の水曜日に投票が行われ、結果、生徒会長以下、9名の役員が選出されました。
放課後、ホテル実習室に製菓衛生師コースの生徒たちが集合し、準優勝したチーム「ともちー」の3人から、感想や反省の報告がありました。ぜひ来年こそは、リベンジを果たしいてほしい、との願いを込めた、先輩たちから後輩たちへのメッセージです。
写真はその時に用意された準優勝スイーツ『ル・フチュール』です。
美味しかった!
11月23日(金) 第3回オープンスクール、1000名超のご参加をいただきました!
文化祭ですか?と聞きたくなるような賑わいでした。
今回の製菓衛生師コース(来年度からは「製菓科」になります)のスイーツ試食会は、「たこ焼きシュー」。近くで見ても、本物と見分けがつかないくらいの出来栄えでした。見た目ではなく、ちゃんと美味しいのがまた素晴らしい。
昨今、パティシエを目指す若い人が増えました。やはり好きなことを仕事にできて、頑張れば自分のお店を持つことが夢ではないというのが大きな理由でしょう。多くの人は専門学校などで製菓衛生師の国家試験の受験資格を取得し、合格後、業界に入って修業を始めます。おかやま山陽高校は、この製菓衛生師の国家資格の受験資格が高校で取れる、中四国地方ただ一つの高校です。『ライバルは専門学校』を合言葉に頑張っています!
そして、第3回オープンスクールの恒例企画、調理科プレゼンツ、本マグロの解体ショー。今年も約50kgの大きなマグロを開設しながら解体し、その場でご試食いただきました。
調理科も、専門学校と同じ、国家資格である調理師を取得できる学科です。これも県南の高校ではおかやま山陽高校だけです。
恒例のお昼の調理科オリジナルメニュー試食会は、マグロのヅケ丼。オリジナルの漬けダレが、美味しさの秘密。今回も大好評でした。
今回のオープンスクール、メインはもちろん各科・コースの学習内容説明。特にこの世相ですから、保護者の方からは、どのような進路の可能性・実績があるか、熱心なご質問をいただきました。我々としても、いいことだけではなく、入学後に頑張らなければならない点なども含めて、できるだけ正確にお伝えするように心がけました。
ご来校くださった皆さん、ありがとうございました。進路選択の参考になれば幸いです。高校選び、ぜひとも成功させてください!
11月26日(月) 骨髄バンク講演会
今年も3年生を対象に、講師の広畑先生とプカプカバンドの皆様が御来校くださいました。
骨髄バンクは決して他人事ではありません。身近な人が必要になって初めてその大切さに気付くことが多いのですが(私もそうでした)、一人でも多くの人がきちんと理解したうえで協力することが大切です。
広畑先生、プカプカバンドのみなさん、ありがとうございました。
11月29日(木) シバセ工業さん、打ち合わせ
シバセ工業さんは、JR鴨方駅前にある、主にストローを製造されている企業さんです。
意外と知られていませんが、ここ浅口市は、日本におけるストローの発祥の地なのです。最初のストローは藁の節を抜いたものでしたが、のちにプラスチックが使われるようになり、一時は日本中で消費されるストローの90%をこの地域で製造していたこともありました。
シバセさんはその中でも老舗の一つでいらっしゃいましたが、昨今の例にもれず、安価な外国産に押され、現在、新業態への転換を目指していらっしゃいます。
とはいえ、やはりいちばんの強みはチューブ状のプラスチックの加工。と言うことで、ストロー製造の技術を医療やITなど、新規分野に転用できないか、企業努力を重ねておられます。
今回、岡山県工業教育協会の教頭部会の事務局校を本校が担当することになり、その研修先として、シバセさんにご無理をお願いし、見学させていただくことになったのでした。
写真はストローの原料のプラスチックの顆粒です。これが溶かされ、押し出され、冷やされてあのストローになるのですよ。
企業活動としての「ものづくり」の大変さを感じることができたと同時に、「ものづくり」はやはり面白い、と再認識できました。勉強になりました!
シバセ工業の磯田社長様、ありがとうございました!