8月25日、26日 おかやま山陽高校第2回オープンスクール!

 本校の第2回のオープンスクールの様子を、ご紹介します。
 まずは初日、25日土曜日。
 今回初めての試みとして、ゲストMCに地元岡山で活躍する吉本芸人、江西あきよしさんにご登場願いました。江西さんとは、本校の研修所がある湯原で偶然知り合い、今回のご登場をお願いしました。

 やはりプロ、自虐ネタも交えながら(というよりほとんどが自虐ネタ)一気に客席をつかみました。
 続いて、空手道部が演武を披露。男女団体で一気に会場が緊迫します。

 続いては各科・コースの紹介(これが一番肝心)。
 その後、参加者の皆さんは、それぞれ希望される科やコースへと別れ、体験実習を受けられました。
 お昼からは、おかやま山陽高校名物、オープンスクール特別イベントの数々が始まりました。
 25日の目玉は、自動車科プロデュースによる、『SANYOモーターショー』。卒業生の人脈を最大限に活用し、各メーカー一押しの新型車が勢ぞろい。最近一番の話題、トヨタハチロクとスバルのBRZも勢ぞろいしました。
 また、時代はエコということで、超小型モビリティの候補と言われている、新型コムス電気自動車や、三菱のミニキャブミーブも登場。

 さらに、速さとカッコよさは永遠のあこがれ、ということで、何と国内に数台しかない、フェラーリテスタロッサケーニッヒコンペティションモデル(要はテスタロッサをケーニッヒがチューンして1000馬力まで出力アップしたもの)と、ホンダNS−Xのレーシングバージョンを、オーナー様のご厚意で展示させていただきました。このフェラーリ、なんと○億円したそうです。

 ちなみに、右手に移っている奇妙な構造物は、『ストランドビースト』の実動模型です。『ストランドビースト』は『ウインドビースト』とも呼ばれ、オランダの芸術家、テオ・ヤンセン氏が制作した、海風を食べて(動力に)浜辺をのっしのっしと歩く、巨大なキネティックアート(動く芸術作品)です。今回、自動車科が小さめサイズで制作しましたが、おかやま山陽高校のビーストは、風力と電気のハイブリッド。・・と言えば聞こえはいいですが、要は重すぎて風だけでは動かなかったので、急遽モーターを取り付けたのです。プロペラはバッテリーの充電専用としました。それでも、たくさんの足を複雑に動かして歩く姿は一見の価値ありです(ちょっとキモいかも)。

 調理科も負けておりません。オリジナルレシピによるカラフル夏野菜のドライカレーの試食会は、大好評でした。ゴーヤのピクルスがアクセント。
 また、スペシャル企画として、巨大なダチョウの卵を、これまた巨大なフライパンで目玉焼きにして、皆さんに召し上がっていただきました。

 このフライパン、直径1.5mもあるのですが、おかやま山陽高校機械科が製作したものです。ダチョウの卵は、黄身は濃厚なのに、白身は熱が加わっても半透明という、不思議な食感でした。
 また、それぞれの部や同好会がイベントやゲームを開催したり、文化祭のような楽しい雰囲気の中、オープンスクール初日は終了。
 二日目の26日は、ゲストMCとして同じく吉本興業の芸人コンビの『藩飛礼(はんぴれい)』が登場。実は、メンバーの竜児さんは、おかやま山陽高校の卒業生なのです!しかも吹奏楽部!持ちギャグ『ワッショーイ!』で、開会行事をしっかり盛り上げていただきました。

 その後の日程は初日と同じく、学科・コースの体験会。
 お昼からは、日大理工学部の青木教授をお招きし、宇宙エレベーターについてのご講演とデモンストレーションを行っていただきました。宇宙エレベーターとは、静止軌道に打ち上げた巨大な宇宙ステーションンと地上とを強力なワイヤー(カーボンナノチューブ)で結び、その上を列車のようなエレベーターで行き来するという、未来の輸送機関です。これが実現すると、宇宙空間への物資輸送費用が現在の100分の1まで節約できるのだそうです。

 デモでは、クレーンに吊ったワイヤーをラジコン制御のエレベーターモジュールが高速で駆け上がりました。
 その後、宇宙つながりということで、本校機械科によるモデルロケットの打ち上げを行いました。このロケットにはビデオカメラが組み込んであり、上空からの映像は後日本校ホームページにアップする予定です。
 この日も調理科によるオリジナルドライカレーの試食と、ダチョウの目玉焼きを行いました。
 また、この日、日野自動車から、パリダカールラリーのカミオン(トラック)部門に出場した実車をお借りすることができました。運転席まではしごで上り下りするほどの、ものすごい車高です。

 世界一車高が低い電気自動車MIRAIなら、このカミオンの下を潜り抜けられるのでは?

 ということで、トライしてみたところ、ぎりぎり潜り抜けることができました!
 などというおふざけもやりながら、二日間のオープンスクール、大盛況のうちに無事終了することが出来ました。
 参加者の皆さん、すこしでも進路選択の参考になれば幸いです。

 最後の写真は、帰っていくカミオン。行動は走れないので、さらに巨大なトレーラーに載って退場です。あまりの巨大さに、特撮映画のワンシーンでも見ているような錯覚を起こします。
 この後の受験生対象の行事としては、10月6日の体験入学(実際の実習・授業により近い、専門的な講座が受講できます)、11月3日のチャレンジ模試(マークシートに慣れましょう!)、そして11月23日の第3回オープンスクール(今年もやります、本マグロの解体ショー!)は第3回目、と続きます。これ以外煮も楽しい企画をたくさんご用意してお待ちしております。ぜひ足をお運びください!





8月6日(土) 高校生吹奏楽コンクール中国大会で、おかやま山陽高校吹奏楽部が金賞受賞!

 よく頑張りました!
 少ない人数で、いかに音を研ぎ澄まし、強弱の効果を最大限にし、全体のバランスを確保するかに最大限取り組んだ結果だと思います。
 全国大会の出場権確保には届きませんでしたが、最大限以上の実力が出せ、私は総合点で120点の出来だったと思います。
 もちろん出場権獲得は理想であり、あきらめてはなりませんが、それはあくまでも海面上に突き出ている氷山の一部。おかやま山陽高校吹奏楽部、海面下の氷の塊はどんどん成長し、しかも、純度が増しています。
 これからが楽しみだと思わせてくれる、今年のコンクールでした。
 お疲れ様!






8月25日(土) おかやま山陽高校、あさくち祭盛り上げ隊!

 オープンスクール初日の夕方、地元浅口市の花火大会が寄島で行われました。
 市からの要請を請けて、おかやま山陽高校、盛り上げに行ってきました!

 まずは、製菓衛生師コースのお菓子販売。開店前からずっと並んでいる方がおられたので「開店までまだまだ時間があるんですよ」と申し上げたところ、「去年も並んだのですが、売り切れで買えませんでした。今年こそはぜひ食べたいので、このまま並んでいます」とのこと。うれしいやら、申し訳ないやら。

 今回は生徒の販売実習も兼ねた販売なので、価格もかなり現実的な設定にさせていただいたのですが(安すぎると実習の意味がないのです)、開店後、約1時間半で400セットが完売しました。ご購入いただきまして、ありがとうございました!

 続いて、調理科の炊き込みご飯の元の販売。地元産のモ貝で出汁を取り、具もたっぷり入った、オリジナルのレシピを、ご家庭で簡単に作れるようにレトルトにしました。こちらも、約1時間ちょっとで完売御礼。

 そして、外せないのが、世界一車高の低い電気自動車MIRAI。噂ではそろそろギネスブックに掲載されるとか、なんとか・・・? これはまだ準備中の写真。照りつける夕日の中、暑そうですね。暗くなってヘッドライトを付けると、多くの方が写真を撮っておられました。

 そして、天文同好会の出前天体観測会。この日は月と土星を見ていただきました。常に行列ができている状態で、大人気でした。みなさん、「スゴーイ!」「本当に輪が見える!」と、たいへん喜んでくださいました(これも準備中の写真です。暗いとうまく撮れないのです)。

 これ以外にも、機械科製作のミスト発生装置を設置し、特にちびっこを中心に、多くの人に喜んでいただきました。
 日が落ちてからは市長さんのカウントダウンで、花火の打ち上げ。3000発の花火は、打ち上げ方だけでなく、花火それ自体に様々な工夫が凝らされているものばかりで、感心しました。花火もまた、日本のものづくりの伝統の一つなんですね。

 美しい花火を見ながら、「ああ、夏が終わるなあ・・・」と、少しさびしい気持ちに浸る、おかやま山陽高校盛り上げ隊一同でした。
 多くの皆さんい喜んでいただき、楽しい一夜を過ごさせていただきました!ありがとうございました!






8月22日(水) 向丘中学校さん、説明会

 今年も一斉形式で開催してくださいました。本当にありがとうございました。
 熱い中、生徒さんたちはとても熱心に聞いてくださいました。
 受験勉強と同じくらい大切なのが、高校調べ、高校選びです。
 あと3か月、どう使うか!?悔いのないよう、頑張りましょう!






某月某日

 今回、あさくち祭の会場で、多くの卒業生の方から声をかけていただきました。ありがとうございました。皆さん、お元気そうで何よりです。
 その中でいちばん嬉しかったのが、「最近、あちこちの分野で母校が活躍しているので、胸を張って『自分はおかやま山陽高校出身です』と言えるのが嬉しいです」と言って下さったこと。それも、まったく関係ないお二人が、偶然、同じことを言って下さいました。
 こうなったら、ますます頑張らねば!
 写真は今回のオープンスクールに花を添えてくれたスーパーカーたち。
 こんな凄い車たちが田舎の高校に集結するなんて、普通ならありえないかも。