1月23日(月) アッケシソウを守る会様より、おかやま山陽高校サッカー部に感謝状を頂戴しました

 最初に経緯を簡単に説明しましょう。
 おかやま山陽高校のサッカー部の専用練習場がある浅口市寄島町は、本州唯一のアッケシソウの自生地です。
 今から約10年前、専門の研究者の方から「このまま放置していると、ここのアッケシソウは雑草に負けて10年以内に全滅する」と警告され、始まったのがアッケシソウを守る会の保護活動です。
 守る会の皆様は、ほとんどがご高齢。年3回の自生地の草刈りは、特に真夏の8月の時は湿気と熱気で、大変な重労働になります。
 そこで、おかやま山陽高校サッカー部が、いつもお世話になっている地元のためになればと一肌脱いだのが、おととしのこと。
 一番大変な8月の草刈りの際に、約40名が参加し、主に刈り取られた雑草(ヨシなど)をエリア外に運び出す作業(これが一番キツいのです)をお手伝いしてきました。
 その成果か、去年、おととしは、例年以上にみごとなアッケシソウが見られたとか。
 今回の感謝状は、その協力に対するもの。守る会のS会長さんによると「作業の捗りもさることながら、若い子たちが手伝ってくれることで、会員の皆さんに展望と気力をもたらしてくれ、それが一番うれしかった」とのことでした。
 アッケシソウが自生しているのは、本州ではここだけ。そのため、浅口市の天然記念物に指定されており、10月の「アッケシソウ祭」には、全国から一万人近くもの山野草愛好家が見学に来られるそうです。
 ただし、つい最近、活動対象になっていないエリアのアッケシソウが立ち枯れしているとの報道もありました。今後は対象エリアを拡大する必要もあるのかもしれません。
 今回の感謝状を源に、新年度もぜひともお手伝いに行きたいと思っています。







1月19日(木) マイスタースクール3学期第1回講座

 私は所用で出張しておりました。マイスター講師の先生方、今年もありがとうございます。






1月18日(水) 岡山県中小企業家同友会倉敷支部例会

 同友会を代表して岩手県にボランティア活動に参加された方からのご報告。
 さらに、現地同友会の代表の方のご講演のDVDを拝聴。
 中小企業家同友会会員同士の助け合いなど心温まるお話も聞けましたが、同時に、いざというときに人間の本性というのは出るのだ、というお話も。
 震災直後、請求書を持ってあわてて売掛金の回収に来た会社もあれば、一方で、会社の危機を救おうと、わざと退職し、失業保険をもらいながら、毎日ボランティアとして業務の手伝いに来た社員さんがいたという「噂」なども。
 報告者の方のまとめの中にあった、印象に残った言葉をご紹介します。
 「まずは160秒間、時計で計ってみてほしい。160秒間もの間、震度4以上の揺れが続いた後で、はたして正常な判断ができるか」。
 「津波にのまれ『もう駄目だ』と思ったが、『それでももうひと掻きだけしてみよう』と水を掻いたら、水面に顔が出た。あの時あきらめないで本当によかった」。
 「困った時こそ、地域に貢献しよう。差し出して人が助かるなら、差し出そう。物が無くなることより、人と人のつながりが無くなることを心配しよう」。
 勉強になりました。