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10月1日(土) 自動車整備士国家試験
おかやま山陽高校の自動車科は、国土交通省認定の自動車整備士一種養成施設です。ですから、本校自動車科の生徒は、実技試験免除で国家試験を受けることができます。
今年はこの日に3年生が、そして、年度末の3月には、新課程の2年生が受験します。
自動車科に入った以上、やっぱ整備士は取りたいですよね。いざというときにそれだけでご飯が食べられる資格というのは意外と限られるのですが、整備士はその限られた中の一つなのです。
まさに「生きる力」、です。
10月2日(日) インターアクトクラブ指導者講習会@おかやま山陽高校
岡山県内のインターアクトクラブの1,2年生が集まり、次世代のリーダーとしての見識や指導力を培う研修会で、今年はおかやま山陽高校が当番校です。
ワークショップは、桃太郎アドベンチャー。構成的グループエンカウンターをわかりやすく、取り組みやすくプログラムした、誰でも参加できる、楽しいワークです。100名以上の高校生が参加しましたが、大変好評だったそうです。
講演の講師は、てんつくマンさん。てんつくマンさんは元吉本の芸人さんですが、現在は世界を股にかけるボランティアファシリテーターとして有名です。
きれいごとなしの本音でのトークは、高校生にダイレクトに届いたようです。
てんつくマンさんのブログにおかやま山陽高校のことが紹介されています。偉くお褒めいただいて、嬉し恥ずかしです。
てんつくマンの日記(No.1016をご覧ください)
http://tentsuku.com/nikki/index.cgi
10月3日(月) 共同通信社さん、MIRAI取材にご来校
共同通信社さんなどの通信社というのは、取材した記事を、地方紙に提供する会社です。
この日来られたのは、いわゆるNIEを担当されている記者さん。
新聞を読んでいると、時々、子供向けに科学ネタや、政治の仕組みなどについてわかりやすく解説しているページがありますが、あれを作っておられる方です。
高校生がギネス記録を更新するものづくりをしたということで、子供に夢を与える記事を書きたいということでした。
来月以降、新年にかけて、地方紙に配信される可能性があるそうです。もし見かけたらぜひ読んでくださいね。
10月6日(木) 月見茶会 ft. 調理科・製菓衛生師コース
去年までは調理科2年生のみでしたが、今年は製菓衛生師コースの1期生が2年生に進級しましたので、参加。
お月見団子を前に、お点前。
秋ですねえ。
残念ながら、わたくしは出張で不在。なので、着物の生徒の写真はなし。あしからず。
デモ
朝、ニュースで流れたアメリカのデモの映像が、他人事とは思えない。
プラカードには「大学を出ても仕事がない」。
そもそも大学は、職業能力を身に着けたり、就職先を紹介してもらったりするところではない。
本来大学とは、ヨーロッパの中流階級の子弟が、リーダーとしての教養を身に付けるために通う教育機関であり、同時に、現在の知識の地平線の彼方を探るための研究機関でもある(というか、それでしかない)。
それが時代を経て、国境を越え、今のような役割、そして、認識に(私も現役時代はそう思ってました)。
以前紹介したように、同じような話を修学旅行で訪れたモンゴルでも聞いた。285万人の人口に170校以上もの大学は、多すぎる。
で、モンゴルの場合、経済的に余裕がある学生は、どんどん国外、すなわち、日本、そして、アメリカへ。
では、日本・アメリカの大学生は、どこに行けばいいのか?
「とりあえず普通科」、「とりあえず大学」はそろそろ限界ではないのか?
一方で、高等専門学校(高専)の評価がうなぎ上り。就職率は早い段階で100%クリア。高専は、簡単に言えば「職業技術を身に付ける」=「飯が食えるようになるための教育」に特化しているから、当たり前と言えば、当たり前。でも、当たり前のことが意外と知られていないのが、現代の日本。
高校にも「飯が食えるようになるための教育」をしているところはたくさんある。専門科(昔でいう実業科・あるいは職業科)がそれ。
もちろん、おかやま山陽高校にもそれがある(ここからPR)。
おかやま山陽高校の専門学科(機械、自動車、調理、公務員、製菓、資格)は、ここでしか学べない、しかも、ぎっしりと中身が詰まった月餅のような、濃い教育内容が自慢。
これからの若者よ、とにかく、一歩一歩を慎重に。