9月29日(木) 体育祭予行日、例のものが完成!

 この写真、なんだかわかりますか?
 バザーのお手伝いに来てくださったことのある保護者の皆様なら、たぶんお分かりになるはず。
 そうです、かねてより老朽化が叫ばれていたバザー用の「焼き鳥焼き器」でした、このたび、おかやま山陽高校機械科の溶接の達人・采女先生と、溶接部の生徒たちにより、新製品が完成したのです!
 仕組みは、底に頑丈なステンレスメッシュを敷き、その上で炭を興し、さらにその上に敷いたメッシュの上で焼き鳥を焼きます。ちょうど幅が串の長さに合わせてあるのが、ミソです。
 従来の焼鳥焼き器は厚さ1mmのステンレス製でしたが、今回のものは厚さ2mm。とっても頑丈です。
 ただし、ステンレスとはいえ、2mmの厚さ(=薄さ)の板を曲げて、さらに溶接するのは、とても難しいのです。
 一番の問題は、歪み。
 ご覧のとおり、長さ2mほどもあるブツですから、ほんのわずかな歪みも、全体では大きな誤差になります。
 出来るだけゆがみが出ないように工夫して溶接し、それでも歪んだところはハンマー等で叩いて修正したそうです。
 采女先生によると、これは生徒たちにとっても、とてもいい実習になったとのことです。
 保護者会の皆様、というわけで、今年は新品の焼鳥焼き器で焼いた、例年以上に美味しい焼鳥を期待しています!
 よろしくお願いします!