8月16日(火) ギネスブック本部より、撮影隊の皆さんが来校

 なにかと話題の「世界一車高の低い電気自動車 MIRAI」ですが、ついにロンドンのギネスブック本部から、公式写真の撮影のためにスタッフの皆様が来校されました。
 スタッフは日本人2名、ノンジャパニーズが3名で、構成は、ディレクター(NJ)、カメラマン(J)、ビデオカメラマン(NJ)、インタビュアー(NJ)、コーディネータ(J)。なんともインターナショナルで、ワールドワイドで、グローバルです。
 これが世界一というものなのですね。

 特にディレクターの方(NJ)のこだわりがすごい。一枚一枚の写真をPC画面で確認し、細かい注文を入れながら、ベストショットを狙う姿に、プロ根性を見させていただきました。
 午後一時半に来校され、撮影、インタビューまですべて終わったのが午後6時半。
 うわさを聞きつけた卒業生組も来校し、にぎやかな撮影会となりました。
 私も写真撮影時のストロボ三脚役(動くものを撮るので、ストロボの向きを合わせなければならないのです)をさせていただき、一部、エキストラ出演もさせていただきました。
 生徒で撮影モデルになってもらったのは、自動車整備部員(含OB)、ギター部員、進学コース生徒たちでした。
 ただ、このMIRAIがギネスブックに載るかどうかは、今後の編集会議で決定されるそうで、未定です。ちなみに、今回の日本での撮影は、本校を含めて4か所のみ。
 どうかみなさんも、掲載されることを祈ってください!




夏の思い出

 大久野島は、広島県の竹原の沖合にある周囲4キロの小さな島ですが、今から数十年前には地図に載っていませんでした。
 この島には、昭和初期から第二次大戦末にかけて、日本軍の毒ガス製造工場があり、そのため所在自体が機密扱いされていたのです。
 そんな大久野島ですが、いまではなんとウサギの楽園になっています。かつてあった小学校で買っていたウサギが野生化したそうで、周囲4キロの小島に、今ではなんと850羽もの野生化したウサギが跳ね回っています。
 15年ほど前に一人で見学に行った時には、まだウサギは人なれしておらず、物陰に隠れていました。その後、観光資源として餌付けを始めたらしく、今では全く人を恐れません。野生動物にエサをやるのはよくないのですが、ここのウサギたちはそもそも餌付けされているので、問題ないのです(奈良公園のシカみたいなものです)。
 というわけで、家族でウサギの餌を持って、ウサギモフモフツアーに行ってきました。
 ちょうど暑い時間帯だったので、ウサギたちは木陰に隠れていましたが、ひとを見つけると、一目散に駆け寄ってきます。

 そして、膝の上にのしかかりながら、手から餌を食べます。これが、なんともかわいい。油断すると何羽ものウサギに囲まれます。
 反対に、餌を持っていないとわかると、プイっと反転して振り返りもしません。これもまたかわいい。
 ウサギ好きにはたまらない島でしょう。
 同時に、島には毒ガス資料館などがあり、歴史の勉強もできます。私も、15年前には、ウサギ目当てではなく、「地図から消された島」ということで見学に行きました(ただし、毒ガス資料館は小さい子には刺激が強すぎるかもしれません)。
 次はもっと涼しい季節に、もっとたくさんの餌を持って行ってみようと思っています。