07月28日(木) 福山市立駅家中学校さん、生徒さん来校

 総合的な学習の時間の進路調べだそうです。帰校後、おかやま山陽高校について、同級生の皆さんにレポートをしてくれるそうです。
 最初にお話ししたのは、高校は決して万人向きにはできていないということ。
 もし、「みんなうちの高校に来てください!」という学校があったら、それは要注意です。
 15年後、20年後の自分の姿を展望し、その実現のためにこれから3年間、どこでなにを学び、どう過ごすか。これが高校選びの本質です。
 ポイントは、「『行ける学校』だけでなく、『行きたい学校』、『行くべき学校』」。
 おかやま山陽高校も、いろいろな枠はありますが、一人ひとりの生徒が極めることができるのは、一つだけです。
 さらに、私立高校は公立に比べてお金がかかります。だから、おかやま山陽高校では、公立ではできない学習や、気づきが得られる環境を作るべく最大限の努力をしています。
 自動車、調理、公務員など、各科・コースの専門的な学習内容に加え、全校生徒が空手を学び、自分を再発見できる桃太郎アドベンチャーを受講するなど、ここでしかできない経験は、必ず将来につながります。
 よく考えて、本当にここに自分のやりたいことがあると判断できれば、迷わずおかやま山陽高校に来て下さい、と中学校の皆さんに伝えてくれるようにお願いしました。
 昨年度末は新規大卒者7万人が未就職のまま卒業を迎えたとニュースで報道されました。
 そろそろ日本も、「みんながこうするから」ではなく、一人一人が自分の将来について本気で考えなければならない時代が来たようです。
 高校選び、頑張ってください。



07月28日(木) 準備日

 明日からモンゴルの修学旅行。
 姉妹校のモンゲニ統合学校さんともうまく連絡が取れたようで、今年のモンゴル修学旅行はとても楽しみです。
 明日の朝6時半には学校を出発するので、今日は留守中の段取りやら準備やらで朝から多忙です。漏れこぼしのないようにしなければ。
 参加する自動車科3年生の生徒諸君、今年のモンゴルは若干冷夏気味だそうです。ぜひとも温かい服も持っていくようにしましょう。
 こういうわけで、明日からしばらくポレポレ日記の更新はお休みにあります。修学旅行中の様子は、おかやま山陽高校公式サイトのトップページから、「修学旅行現地リポート」をクリックしてください。原則、毎日更新ですが、大草原の中にいるときには電波がないため、更新できません。予めご了解ください。
 では、行ってまいります。



07月27日(水) 岡山県私学研修会(二日目)

 各部会からの報告。
 おかやま山陽高校の担当は第三部会、進路指導がテーマでした。
 進路課の先生たちが、事前に県内各私立高校と、関係する企業さんにアンケートを実施し、準備は万全でした。
 この日配布した資料は、各校さんにとって、いいお土産になったと思います。
 昼からは私学協会第二回例会。
 来年度の募集に向けての確認など。
 私立高校就学支援金とそれに加算される県費補助金のおかげで、岡山県では、前年度に比べ、私学進学者が1.4%増えたそうです。ありがたいことです。
 でも、大阪府では、府の負担により、年収610万円の世帯まで私学無償化を実施したところ、私学進学者が前年度比でなんと3,000人も増えたそうです。
 やはり、経済面で同じ土俵で勝負すれば、私学は決して公立高校に負けないだけのポテンシャルを持っていると思います。
 私立高校保護者の皆様、公私間教育費負担格差の解消のため、ぜひとも声を上げていただきたいと思います。