7月21日(木) 終業式

 学園長先生から、改めて、濱崎先生への追悼のお言葉。
 私からは、再生可能エネルギーに関して、流言飛語に惑わされないように、というお話。
 表彰式では、女子柔道(中国ジュニア優勝)、レスリング、漢字検定
 走行式は、空手、女子柔道、レスリング、ウエイトリフティング、自動車整備、そして、ビリヤードが全国大会に出場。このレベルになると、あとは自分との闘いでしょう。悔いのないように最後の仕上げをしてください。
 次に全員が顔を合わせるのは、8月4日の全校登校日。
 みんな、元気で、無事に過ごしてください。それだけが願いです。




7月20日(水) 黒崎地区地域保護者懇談会

 お疲れのところ、ありがとうございました。
 少人数のご参加でしたが、その分長時間、ローカルでディープなお話ができました。
 卒業生の地区での活躍の様子もお聴きでき、本当に有意義でした。
 ありがとうございました。



7月20日(水) 教職員研修会

 普通科教育と、専門教育と、いわゆる「キャリア教育」について。
 日本の教育界、要は、大きなデザインがないから、あるいはデザインが間違っているから、こんな後付けの対症療法になるんですよ、ということ。
 いま、日本の高校以降の学校設置状況(つまり供給)と、社会で必要とされる人材(つまり需要)のバランスは、完全に崩れています。
 高校での専門教育、これから再評価されるはずです。



某月某日
 なでしこジャパンもすごかったですが、おかやま山陽高校卒業生の諸見里しのぶ選手、久しぶりにすごい試合を見せてくれましたね。祝、8連続バーディー、そして、コースレコードクリア!
 しかし、いまだに聞かれる都市伝説。「諸見里選手って、在学時代、ほとんど高校にいなかったんでしょ?」
 んなはずがない。
 彼女は、3年の1学期が終わるまでは、高体連の公式戦で公欠になる以外、授業もテストも、全部きちんと受けました(それ以降は就職活動として必要ということで、プライベートのツアーも、相談のうえで認めました)。これが入学時の約束でした。
 彼女は高校生として、するべきことをきちんとこなし、それでいてあれだけの活躍をしてのです(当然、上原彩子選手も同じでした)。だから、私はあの子たちを、年の上下に関係なく、尊敬しているのです。
 そして、なぜあれほどの名門ゴルフ部をやめたか。
 意図的にやめたわけではないです。
 ただ、上記のようなおかやま山陽高校の方針を持ち続けた結果、ゴルフでの入学希望者がいなくなっただけです。おかやま山陽高校は何よりもまず、高等学校です。どんな有名で有能な選手でも、高校生としての基本は譲れません。
 それと、ワールドカップなでしこジャパンがらみで、一つ。
 湯郷ベル出身の宮間選手と福元選手、大活躍でしたね。
 実は彼女たち、お忍びで、おかやま山陽高校に秘密のトレーニングに来たことがあるのですよ。
 その秘密のトレーニングとは、おかやま山陽高校名物「桃太郎アドベンチャー」。
 もう何年も前になりますが、当時の湯郷ベルの本田監督のご依頼で、彼女たちを含むベルの選手全員が桃アドを体験しに来たのです。
 だから、今回の世界優勝は、私としてもひとしおうれしいのです。
 当時は内緒でしたが、もう時効だから書いてもいいでしょう。