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5月8日(日) おかやま山陽高校吹奏楽部母の日コンサート@福山ポートプラザ
今回は、GWボケでしょうか、カメラを持っていくのを忘れてしまいまして、文章だけでのご報告です。
おかやま山陽高校吹奏楽部新チームの事実上の初公演となります、恒例の母の日コンサート。
この日は夏日になるという予報で、会場のポートモールは温かいというより、暑いくらい。
8時半には会場入りし、まずは会場全体を綺麗に掃き清めます。おかげで、会場を吹き抜ける南風が、とても気持ちよくなりました。
「毎回聴きに来てるんですよ」とおっしゃるご夫婦など、会場にはすでに常連のお姿が。ありがたいことです。
この日は、ギネスブックからの連絡を今か今かと待ち続けるおかやま山陽高校自動車科の「世界最低の電気自動車」『MIRAI』も特別展示。
さらに、生徒会役員の諸君が、東北大震災のための義援金の募金に駆け付けてくれました。
11時から第1回コンサート。開始前に、すでに椅子席がすべて埋まっています。長年ここでやらせていただいてますがこんなの初めて。
さあ、この第1回目でどういう音が出るかが勝負。駆け付けた保護者の皆さん方もかたずをのんで見守ります。
1曲目、なかなかいいんじゃないですか?!
大量の3年生が抜けた直後、そして、同じ数の1年生が入った直後のこの時期にしては、上出来ですよ。
ただ、マンボのビートは、さすがに1年生はちょっとしんどそうです。ま、そもそもスピードが普通じゃないんですけどね。
公演時間はちょうど1時間。よく頑張りました!
お昼休憩をはさんで、第2回公演の前に、天満屋ハピータウンさん店内で、アンサンブルのミニライブ。やっぱアンパンマンはいいですね。子供たちがノリノリでした。
第2回は、午後2時から。
今度は名物企画の「指揮者に挑戦」もやりました。
肝心の音は、さすがに1回目よりこなれてきた感じでした。
特に、チアリーダーの動きのキレが良くなってました(って、音と関係ないですが・・・)。
公演時間は、1時間10分。ちょっと長丁場でしたが、よく頑張りました。
午後4時からの第3回目公演まであまり時間がなかったのですが、ここでも店内アンサンブルミニライブをやってくれました。しかも、3か所。
しかし生音ってのは、人を振り向かせる力がありますね。特に子供はものすごく魅かれるみたいです。
いよいよ最終公演。
ここだけの話、1日に3ステージなど、そもそもが非常識な話なのです。でも、これをやり遂げることで、彼らは成長するのです。
音はさらにこなれています。でも、体力、特に唇が限界に近づくそうです。あとは技術と、体力とのせめぎあいです。
そういうこともあって、3回目は比較的シンプルに50分弱で終演。
みんな、最後までよく頑張りました。
会場に「指揮者に挑戦」を期待して来ていたちびっ子がいたようで、終演後、特別に一曲、指揮棒を振ってもらいました。満足しましたか?
3回公演を通して、おそらく1500名以上の方が演奏を聴いてくださったと思います。ありがとうございました。
生徒会のメンバーたちも、最後まで一生懸命、募金活動をしてくれ、多額の義援金をお預かりしました。
また、自動車科のMIRAIも大人気で、ちびっ子には(時にはおじさんも)操縦席に座ってもらい、写真撮影などで盛り上がってました。
学園長先生も第3回公演を聴きに来て「今年は期待できる!」と太鼓判を押して帰られましたよ。
現地でのすべての片づけが終わったのは午後7時前。生徒たちによってふたたび掃き清められたポートモールは、さわやかな風が吹き抜け、とても気持ちいい。
現地解散の際、松本先生からは「今日いただいた拍手を忘れないで、そして、拍手してくれた人たちの期待を裏切らないで」と激励といたわりの言葉がありました。
また、私からは「2,3年生諸君は、よくカバーして、引っ張ってくれました。1年生諸君は、それによくしがみついてくれました。1日も早く全員が歩調を合わせて演奏ができるよう、頑張ってください」と伝えました。
最後になりましたが、足を止めてくださったお客様、そして、保護者の皆様、保護者OB・OGの皆様、卒業生のみんな、応援に来てくださった様々な皆様、本当にありがとうございました。
本当に楽しく、濃密な1日でした。
最後に一言、今年の吹奏楽部、すっごく期待できそうですよ!