3月31日(木) 「パティスリー シエルブルー」さん訪問

 長年、おかやま山陽高校の製菓の授業でお世話になった上村弘士先生が、22年度末でご勇退されました。上村先生は、岡山県の製菓界で黎明期から活躍された、まさに第一人者です。本当にお世話になりました。
 これからは新たな体制でスタートするわけですが、新指導陣の頼もしい援軍として、総社にある洋菓子店「パティスリー シエルブルー」のシェフパティシエ、伊藤シェフがお越し下さることになりました。
 伊藤シェフは、数々のコンテストに上位入賞すること多数の、実力派パティシエです(ご来歴は下記リンクを参照ください)。
 そもそも、おかやま山陽高校製菓衛生士コースの生徒が店舗実習でお世話になったことがご縁で、無理なお願いをお引き受けくださいました。
 総社市内にある素敵なお店にお邪魔して、いろいろとお話を伺いました。
 「私は厳しいと思われていますが、実はとても温厚なんですよ」と笑顔でおっしゃいますが、いやいや、なかなか迫力がおありです。
 「パティシエを目指す若者に期待することは、熱意と、気配りと、協調性」とおっしゃる伊藤シェフは、今回、店舗実習でお世話になった本校のある生徒の熱意、気配りに感心されたことが決め手で、おかやま山陽高校に来て下さる決意をなさったそうです。よかった!
 「原価計算すると、作りたいものが作れなくなってしまうから、最近はあまりちゃんとしてないんです」とのこと。根っからの職人さんなんですね。
 なんだかんだで話が弾んで、時計を見ると、1時間半以上経ってました。熱い人でした。
 帰り際に何種類かケーキを買わせていただき、帰途に就きました(カメラを持っていかなかったのが悔やまれます)。
 子供たちに感想を聞くと、こんなおいしいケーキ、食べたことがない、とのことでした。
 私も、当然、たいへん美味しくいただきました。
 伊藤シェフは、23年度から、製菓衛生士コース2年生の実習で週一回、ご指導に来てくださいます。
 生徒諸君、楽しみにしていてください。

「パティスリー シエルブルー」公式サイト
http://www.cielbleu2007.jp/index.html