sanyomomotaro2011-03-01

2月25日(金) 保護者会3年生評議員を送る会

 卒業式後、おかやま山陽高校保護者会の絵3年生の評議員(実行メンバー)の方々の「卒業」をお祝いする会に出席しました。今年は倉敷アイビースクエアにて。
 おかやま山陽高校の教育力の大きな部分は、保護者の皆さんのご理解とご協力で成立しています。本当にありがとうございました。
 保護者の方にかけていただいてうれしかった言葉。
 曰く「うちはまだ下がいるので、〇年後に来るかもしれません」。
 曰く「うちはこの子で最後。もう一人作っとけばよかった」。
 曰く「おかやま山陽高校は、子供にとってはどうか知らないけど、親にとっては今までで一番楽しい学校でした」。
 【解説;おかやま山陽高校には、上のお子さんの時に保護社会活動の楽しさにはまった親御さんが、卒業後、もう一度保護者会に戻りたいがために、親御さんに説得されて本校を受験したと証言する生徒が、何人かいます。】
 決して十分なことができているとは思いませんゆえ、なおのことありがたいです。
 ただ「おかやま山陽高校は実際に入ってみないと、本当の良さがわからないですね」は、ちょっと複雑でした。
 なにかもっと知っていただくためのいい方法はないですかね?
 でも「誰かに聞かれたら、是非に!と勧めてますよ」とも。
 ありがとうございます!
 私にまで記念品(スーツの襟に着ける素敵なピンとハンカチ)をいただきまして、ありがとうございました。



パリで、ラスト。

 パリで印象に残った風景を思いつくままにご紹介します。
 まず、これ、なんでしょう?

 正解は、凱旋門を真下から見上げた光景です。

 凱旋門の地下には無名戦士の墓があり、鎮魂の火がいつも焚かれています。

 次は、このレストラン、どこでしょう?

 正解は、パリのド真中、エッフェル塔の上にあるレストラン、「ジュール・ベルヌ」です。
 オーナーはかの有名なマルチスターシェフ、アラン・デュカス氏。つぶれかけていたこのレストランを引き取り、超高級レストランに大変身させました。

 辻リヨン校のTさんのご紹介で、この厨房で働いている教え子のMさんにご案内いただきました。

 この「ジュール・ベルヌ」には全部で15名ほどのシェフがいるそうですが、うち2名は日本人なんだそうです。
 ちょうどランチとディナーの間のアイドルタイムだったので、お客専用エレベータで上がり、通用口から入れていただき、厨房やワインセラーを見せていただきました。

 Tさんが手にしているこのワイン、かの有名なモンラッシェだそうです。ここでの提供価格、なんと2500ユーロ、約28万円!
 ディナーのコースも270ユーロ(約3万円)くらい「から」ということで、この席に座るのは夢のまた夢ですね。
 文豪モーパッサンは、エッフェル塔ができた当時、伝統的なパリの街並みを冒涜するデザインとしてこれをたいへん嫌ったそうです。そこで、彼はパリ市内で唯一、エッフェル塔が視界に入らない場所として、エッフェル塔内のレストランに入り浸っていた、という逸話があります。もしかして、ここがそうかもしれません(現在、少なくとも塔内にほかのレストランはないようでした)。
 エッフェル党内にはほかにも、スケートリンクなど、ちょっと意外な施設があるんですよ。ちょうど東京タワー内に蝋人形館や水族館があるようなものでしょうか。

 あと、パリで試験的に導入されているのが、シェアサイクル。市民は登録すれば誰でも利用できるそうです。交通渋滞緩和に一役買っているようです。

 最後に、毎晩ホテルの玄関先から見えた景色を紹介します。エッフェル塔は、毎時00分から約5分間、きらびやかなフラッシュライトに全身を包まれます。その美しいこと。できれば動画でアップしたいほどです。

さらば、パリ!