3月1日(火)〜3月4日(金) 学年末考査実施中

 調理師養成施設の許認可関係により教科数が非常に多い調理科は、5日まで。
 世間では試験問題の外部流出などが問題になっていますが、みなさんは正々堂々と、実力で勝負しましょうね。



いまさらですが、高校無償化について

 「高校無償化」と言われることが多いですが、正確には「公立高校無償化」と、「私立高校就学支援金給付」のセット。
 私立高校は無償化されていません。
 法律上、私学への機関助成は、支出の1/2以上には増やせません。
 だから、現在、国からの私立高校就学支援金は、家計支援策として給付されています。
 私立に子供を通わせる保護者の立場から見れば、とてもありがたい制度です。
 もちろん、私学側にとっても、ありがたいのは間違いない。
 ただ、私学が一番頭を悩ませているのは、公私間での学費格差。
 公立を無償にするための金額と同じ額を、私学に通う保護者に給付しても、学費格差は埋まりません。それどころか、計算上、格差は無限大まで広がりました(あくまでも計算上)。
 わたしたち私学の関係者が常に思っているのが「もし、学費が同じだったら」、です。
 もし、学費が同じだったら、進路選択の際に子が親に遠慮しなくて済むようになるのに。
 もし、学費が同じだったら、県立と同じ土俵で張り合えるのに。
 もし、学費が同じだったら、県立には絶対、負けないのに。
 そして、もし、学費が同じになって、私学がもっと思いっきりやれる社会になれば、絶対に日本の教育界は活性化するのに!