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2月24日(木) 表彰状伝達式&卒業式予行
つい今しがた、表彰状伝達式が終わりました。
たぶん、この表彰状伝達式、他校にはない行事かもしれません。
今年のおかやま山陽高校の卒業生は299名。
それに対して、この卒業に際して何らかの表彰を受ける生徒は、三百数十名。
本来であれば、明日の卒業式の中で授与すべきですが、とても追いつきません。
というわけで、一日前に、1、2年生全員の前で渡しているのです。
それぞれ、自分の立ち位置で、頑張りました。
特に誇らしいのが、3か年間皆勤、精勤(欠席換算3日以内)の生徒たち。今年もそれぞれ60数名、40数名、計100名以上の受賞者が出ました。特別な才能がなくとも、純粋に努力すればだれにでも手が届くだけに、もしかしたら一番価値のある賞かもしれません。
もちろん、これは保護者の皆様のご理解・ご支援あっての達成。
明日の卒業式本式では、皆勤賞受賞生徒の保護者の方に、感謝状を贈らせていただきます。
肝心の生徒の様子ですが、先生たちが驚くほど静粛で、いい式でした。
明日の卒業式もこの調子で行きましょう。
パリ、その5。
今回、私自身初めてだったのが、パリの朝市。
3年前、某担任が早朝にフラフラ散歩に出かけた時に偶然発見し、興奮して報告してくれました。それ以来、おかやま山陽高校調理科ヨーロッパ修学旅行のレギュラーメニューに入りました。
パリの朝市が開かれるのは、毎週日曜日。欧米では、日本と違って、日曜日にはスーパーなどもお休みするのがまだまだ一般的。
なので、日曜日の食材、あと、そのついでにいろいろと買い揃えようということらしいです。
泊まっているメルキュールエッフェルホテルから徒歩5分のところにある地下鉄駅(といっても、この辺りは高架になっています)から、次の駅までの一区間、高架下で朝市が開かれています。
お店を出しているのは、白人、アラブ人、黒人、よくわからない人、いろいろです(ローマの朝市はほとんどバングラの人でした)。
内容もそれぞれ。パン専門店、チーズ専門店、魚、肉専門店、スパイス専門店、あとなぜかブラジャーだけを山盛りで売っているワゴンもありました。
【パンだけでこんな種類が。でも、これでも氷山の一角。しかも安い。】
【一番手前の穴だらけのチーズ、ネズミの着ぐるみを来て、両手で持ってかぶりつきたい。】
【ハーブ、スパイス屋さん。痛まないので、お土産にはいいですね。】
生徒たちは意外とたくましく、粘り強く値段交渉をしたり、美味しそうなBBQチキンや、スイーツをゲットして食べ歩いてました。
あと、ちょうどバレンタインデーが近いこともあり、生徒たちはお花屋さんに群がってました。でもなぜか、花を買っているのは男子。
「こっちじゃ男が贈るものなんでしょ?」。
郷に入っては郷に従え、ですか。
この後ルーブル美術館に向かう地下鉄の中では、女子生徒がもらったお花をうれしそうに持ってました。
次回は、この朝市で買った食材でその日のお昼ご飯を賄うような企画ができたらいいなあ、などと思いました。