1月17日(月) 第2回生徒会総会は、2010年部活動成果発表会! テーマは「僕たちも『何か』を持っている!」
 生徒会役員たちの発案により、今年初めて、第2回の生徒会総会を行うことにしました。
 テーマは「僕たちも『何か』を持っている!」
 平成22年中、おかやま山陽高校の各部活動は、ほんとうによく頑張り、様々な成果を出してくれました。
 しかし、全校生徒にしてみれば、朝礼や始・終業式での表彰伝達では知っているものの、実際にはどんな活動なのか、意外と知らないものです。
 地域では有名な吹奏楽部の演奏、空手道部の演武なども、生徒自身は、入学前のオープンスクールでは見たり聴いたりしたことがあっても、入学してからはまったく、というのが実情でした。
 そこで、今回の会で、実際の活動をライブで見てもらい、それにより、母校にもっとプライドを持ってもらう一助としよう、というわけです。
 進行はすべて、先日就任したばかりの生徒会新役員。
 期待半分、不安半分。
 オープニングは、新生徒会長挨拶のあと、いきなり吹奏楽
 こういう場であれば、ふつうは楽しい曲を演奏するのでしょうが。あえて難曲、マスランカ作「シンフォニー7番」!!!
 普段、早朝から夜遅くまで練習をしているのは、このためなんだ、そして、全国に挑戦する演奏というのはこういうものなんだ、という強いメッセージの込もった選曲です。
 まさに怒涛といえる音とリズムの洪水、そして、意表を突く、耳が痛くなるような静寂。緊張感みなぎる演奏に、生徒たちは息をのんで聴き入っていました。
 この演奏、何回聴いても、素晴らしいです。これだけは、たぶん、どこもまねできないと思います。
 後半は一気にくだけて、「松田聖子メドレー」。この両極端さが、おかやま山陽高校吹奏楽部の持ち味なのです。
 続いて、スピーチ部
 岡山県高校生弁論大会で3年連続優勝の実力を見せていただきましょう。
 テーマは、他人から偏見を持たれた経験から、自分はそれを嫌悪していたはずか、いつのまにか自分も他人を同じような偏見で見ていたとことに気付いた経験を通じて学んだこと。重いテーマです。
 まず、紹介者、弁士ともに、声がいい。なにこれ?アナウンサー?さらに、特に弁士は、身体をいっぱいに使って訴えかける様子を見ていると、弁論もスポーツなんだな、と実感できました。力いっぱいの弁論に、会場も引き込まれました。
 これなら名だたる全国大会で上位入賞したという実績も納得です。
 続いて、調理科、料理研究部の「スイーツ甲子園全国大会出場」
 本当はビデオが流せればよかったのでしょうが、なにせ、1時間半の特番。今回はスチル画像をパワーポイントに落としての発表でした。
 前にもご紹介したとおり、決勝では3位までが表彰されるのですが、本校は惜しくも4位(オフレコです)だったとか。あと一歩!
 3年生メンバーが抜けた後、来年度も新メンバーを加えて再挑戦するそうで、今から楽しみです。製菓衛生師コースも2年生に上がり、どんどん力をつけてくるでしょうから、お互いいいライバルになれそうですね。
 続いて、自動車科の「ギネスチャレンジカー『MIRAI』の製作」
 なぜ世界一に挑戦しようとしたか、そして、なぜあえて電気自動車なのか。
 それはすべて僕たちが大好きな自動車の、そして、地球の『未来』のため。自動車整備部の諸君の理想がよくわかる、すばらしい発表でした。
 1月22日に真備町のマービーふれあいセンターで行われる「高校生テクノフォーラム」での発表のいいリハーサルになりました。
 トリを取るのは、やはり伝統の空手道部
 今年は夏のインターハイで23年ぶりの男子団体組手優勝、2年連続の学校対抗男子総合優勝など、大活躍でした。
 今回は男女の団体形演武を披露してくれました。
 女子は「ゴジュウシホウショウ」、男子は「雲手(ウンス)」。どちらも全国大会レベルで競われることの多い、難度の高い形です。
 3人の動き、とくに留めの部分がピシッと決まった瞬間、見ている方は気持ちがスカーッとするんですよね。
 演武が終わると、会場中ものすごい拍手でした。
 最後に、ふたたび新生徒会長が登場し、
 「自分はこれからの活動を通じて、自分の『何か』を探そうと思います。皆さんも今年、一生懸命頑張って自分自身の『何か』を見つけてください」と挨拶。
 そして、新生徒会長が初めて音頭を取る「校訓唱和」。
 渾身の発声、間合い、完璧でした。今年の朝礼も大丈夫そうですね。
 というわけで、今年も盛り上がりそうなおかやま山陽高校、そして、盛り上げてくれそうな生徒会新役員たちでした。
 初めての試みとしては、本当によくできました。
 観客側の生徒たちも、いい態度でしたよ。
 またぜひこういうのやりましょうね。



1月16日(日) 保護者会第4回評議員
 前夜、まさかの降雪。ありゃ!と思ったら、県南では浅口から笠岡のみのようでした。
 それでも、この冬一番の厳寒。
 多くの保護者の皆様にお越しいただき、感謝しきりです。
 会議後、何名かの保護者の方と色々ご相談。
 せっかく来ていただいたので、こういう機会をご利用いただき、日ごろ疑問に思っておられること、ご提案いただけることなど、ざっくばらんにお話しいただけると、私たちもありがたいのです。



1月15日、16日 センター試験、全員無事受験完了
 今年は指定の会場が去年までと変更になり、ちょっと心配しましたが、全員、待ち合わせて会場に来たようです。
 一番心配していた雪も会場付近は積もらず(今年の会場となった大学には、最後に急な坂があるのです!)、一安心。
 今日の午前中は自己採点。
 まあ、結果は、過程をそのまま表しますから、反省(必要な人は)はほどほどに、次の目標を見据えて、動き始めましょう。



ステージ
 活躍するステージがあれば、生徒たちは私たち大人が期待する以上のことをやってくれるものなのですね。
 今日の生徒会総会、生徒会役員たちがノリノリで企画・運営してくれました。
 自分でやりたくてやっていることは、純粋に楽しいんでしょう。
 なんか、サークルみたいな生徒会で、私もうれしい限りですよ。