sanyomomotaro2011-01-14

1月14日(金) 県外入試
 引率の先生方、保護者の皆様、寒い中、本当にありがとうございました。
 現在のところ、順調に進行中です。
 適度に緊張して、適度にリラックスして、最後まであきらめないで、本当の実力が出せるように頑張りましょう!




RAVEN、都へ!
 先日の山陽新聞の記事で紹介されていましたが、おかやま山陽高校創立80周年記念彫像壁画「感覚サレルベキモノ」の作者、川埜龍三氏の最新大作、「RAVEN(レイヴン)」が、岡本太郎現代芸術大賞(TARO賞)に入選しました。
 これから、最終展示審査のため、川崎市岡本太郎美術館に搬入です。
 昨日、お忙しくしているところ、蔵(アトリエ)にちょっとだけお邪魔しました。
 もう梱包も終わり、あとはトラックに積み込むだけ。
 「RAVEN」は、FRPを素材とする立体作品です。人間が鳥の姿にメタモルフォーゼしつつある姿を、きわめてリアルな造形で表現した、まさに「異形」という言葉がぴったりの作品です。椅子に座った人間は、立ち上がるとおそらく身長4m位になるでしょうか。この絶妙な巨人サイズが、見るものに一種の畏怖の念を抱かせます。
 一つだけ残念なのは、最終的には大きな翼が背中に就くのですが、これが今回の最終審査までに間に合わなかったこと。塗装もサフェーサーのみで出展されるようです。
 しかし、「感覚サレルベキモノ」のときもそうでしたが、川埜氏の造形作品は、未塗装の段階でも、一種独特の味わいを醸し出します。実際、「感覚サレルベキモノ」のときは、これから塗装が始まるという時に、ちょっと残念な気さえしたくらいです。
 ぜひご覧になりたい方は、2月5日以降、川崎市岡本太郎ミュージアムに足をお運びください。
 また、4月以降は蔵に戻り、いよいよ翼の取り付けと、塗装が始まるそうです。
 最終審査でどういう評価が下されるかもそうですが、最終的にどんな作品になるか、とても楽しみです。
 「RAVEN」の画像を見たい方は、下記ブログでご覧ください。

蔵4号(川埜龍三オフィシャルブログ)
http://ryuzo3net.exblog.jp/


写真;梱包された作品の前で。龍三さんと奥様の西夏さん。