■
9月13日(月) 生徒朝礼、表彰伝達式&生徒会とのミーティング
先週は気温が高く、生徒朝礼を中止しましたが、この日はなんとかしのげそうなので、決行。
表彰伝達は、水泳(バタフライ)準優勝と、仁科ロボコンアイデア賞。
お昼には校長室で生徒会役員とミーティング。
2学期は学園祭の季節。
若く柔らかい頭で、いろいろとアイディアを出してくれました。
11月に行われる第3回オープンスクールにも彼らが登場してくれるそうです。
某月某日
モンゴルの思い出。
モンゴルに行くのは、今回で4回目。
以前からやってみたかったことがありました。
それは、モンゴルの大草原で凧揚げをすること。
前回、生徒たちがサッカーボールを持参し、大草原(というより大斜面)で草サッカーをしているのを見て、「なんて贅沢な遊びなんだ」とインスパイアされ、ならば俺は凧揚げをしてやろう、となったのです。
今回、現地でお世話になる遊牧民のお子さんへのお土産をかねて、ゲイラカイトを購入していきました。本当は日本のヤッコ凧を持っていくべきなのでしょうが、季節はずれで在庫切れだったのです。
宿泊地である「グルキャンプ」では、サイトの南側になだらかな草の斜面が広がっていて、絶好の凧揚げスポット。
風を見ながらあげてみると、あっという間に空高く舞い上がり、すぐに糸が出尽くしてしまいました。
モンゴルの草原を吹く風を受けて、凧も気持ちよさそうです。
聞けばモンゴルでも、ナーダム(大祭)の時には子供たちが凧揚げをして祝うんだそうです。中国文化の影響なんでしょうね。
持って行った凧は3つ。ひとつは遊牧民のお子さん、もうひとつは乗馬背お世話になった一家のお子さん、そして、最後のひとつは、キャンプ泊の最終日、住み込みで働きに来ていた一家のお子さんにそれぞれプレゼントしました。
キャンプを後にする際、おチビちゃんが凧を揚げようと一生懸命走り回っているのが見えました。
ところでこのモンゴルの風。
ウランバートル市内は排気ガスも多く、あまり空気はおいしくありません(むしろ日本より空気は悪いくらいです)。
でも、郊外に行くと、本当に澄んでいて気持ちがいいのです。
ガイドのブルガンさんによると、モンゴルの人が風邪を引いたり体調を崩したりたりしたときは、街を抜け出し、大草原の丘の尾根に登って、しばらく風にあたるのだそうです。そうすると、あら不思議、少々の体調不良は治ってしまうのだとか。
信じられないかもしれませんが、いちど、実際にモンゴルの風に体をゆだねてみてください。きっと実感できますよ。
風が最高のご馳走なんです。
今風に言えば、国全体がパワースポットみたいなもんなんでしょうか。