10月17日(土) 体験入学会

 体験入学について、もう少し。
 この日のお昼は、ホットドッグ。マヨネーズが隠し味の、ちょっとコッテリ風。食餌療法中の私には、一本で十二分。
 あと、食べ物で言えば、調理科の体験実習のテーマは、ピザ。トマトソースは、イタリアから来日しておかやま山陽高校調理科で和食研修中のクオーコ・ユキさんのレシピ。本格的。(ちなみにクオーコとは、イタリア語で『料理人』を意味します。)
 製菓衛生師コースは、もちろん、スイーツ。生クリームのショートケーキ。トッピングは岡山名産のマスカット。
 ただし、この日は申し込み多数に付き、2班編成となったため、ケーキのスポンジ台はあらかじめ焼いていたものを使用。実際の授業ではもちろん、生地の発酵から全部自分でやりますので、そのつもりで。
 私もうすーく切ったのをいただきましたが、上品な甘さで、おいしゅうございました。
 食べ物ばかりになってもあれですので、お昼からの部活動フェア。今回は機械科の実習の関係で溶接同好会名物の焼き鳥がなかったのが残念でしたが、それ以外の部や同好会は一生懸命、勧誘(かなり気が早いですが)にいそしんでました。
 天気も最後まで持ってくれて、最高の体験入学会になりました。
 ご参加くださいました皆さん、ありがとうございました!



10月17日(土) 天文同好会第1回観測会

 予報では雨だったのですが、みごとに天気は回復。
 が、天体観測にはいまひとつ。
 まあ、天文台内の掃除や機材の整理だけでもできればいいや、くらいに考えて、決行。
 部員の日ごろの行いがいいのか、なんとか観測可能なレベルまで雲がどけてくれました。
 この日のメイン対象は、木星。主砲の20cmED屈折で、200倍の倍率をかけると、ガリレオ衛星が3つ見えます(一つは木星の裏側に隠れてました)。
 さらに400倍に上げましたが、像はまったく乱れず。やはり、20cmED,只者じゃない(ちなみにEDというのは、特殊な屈折特性を持つ、光学機器専用ガラスです。各種の収差が極端に出にくいのです)。大赤斑こそ見えませんでしたが、ベルトの境界線上の気流の乱れが墨彩賀を見るよう。
 生徒たちは携帯電話(この日は夜遅くなるので、特別に許可しました)のカメラで、一生懸命、木星の写真を撮ってました。縞模様までは無理でしたが、ガリレオ衛星はばっちり写ってましたよ。携帯電話で天体写真、なかなか面白いでしょ。
 その後、天頂付近が晴れてきたので、こと座のM57、リング状星雲を観察。目をそらし気味にすると、真ん中にぽっかりと穴が開いて見えます。
 こぎつね座のM27、亜鈴状星雲は、倍率が上手く合わず、ファインダーで確認したのみ。次回はもっと低倍率アイピースを持ってこよう。
 そんなこんなで、午後9時。
 みんな満足して帰路に着きました。次回予定は冬。待ってろよ、オリオン大星雲!



10月19日(月) 岡山県工業教育研究発表大会

 要するに工業科の先生たちの研究発表大会です。工業の世界では、『一人、一研究』を合言葉に、教育方法や教材の開発・改善に余念がないのです。
 最初の記念講演では、財団法人山陽技術振興会の理事長さんが、エコにまつわる常識と非常識をテーマに興味深いお話をしてくださいました。
 要点は、「バイオマスというだけで、水素というだけで、何でもかんでも環境にいいなんて、信じちゃ駄目ですよ!」でした。これについては、前から疑問に思っていたこともあり、拝聴後、非常にすっきりしたご講演でした。



10月20日(火) 福山市立鞆中学校さん、説明会

 おそらく、お招きいただいた高校の中で、一番遠いのが本校だったと思います。毎年、お招きいただいてありがとうございます。
 鞆中学校さんは、風光明媚な立地で、お邪魔するたびに羨ましくなります。
 生徒諸君、そして保護者の皆様も、本当に熱心にお聞きくださいました。
 また来年もよろしくお願いします!