7月21日(火) 笠岡西地区、地域保護者懇談会

 笠岡西、新吉、金浦の三つの中学校出身の生徒の保護者の皆様にお集まりいただきました。皆様、お忙しい中、ありがとうございました。頂いたご提案などは、今後の学校運営に活かさせていただきます。



7月22日(水) 部分日食観測会&硬式野球部第二回戦

 ついに日食当日。大方の予想を裏切り、岡山県南部地方はうす曇りのドキワクコンディション。これがピーカンだったり、快曇だったりすると、いっそ気が楽なんですが。
 おかやま山陽高校の日食観測会は2会場。
 ひとつはおかやま山陽高校前庭駐車場。ここでは2台の眼視用望遠鏡(ひとつは投影、ひとつは直視)と、一台のビデオカメラで日食をハント。ビデオでの映像はインターネットを通じてライブ中継しました。
 もう一箇所は、遙照山ホテル内にある、「おかやま山陽高校ようしょう山天文台」。
 ここでは、自慢の20cm屈折主砲で、直視観測していただきました(もちろん、口径は絞りましたよ)。
 おかやま山陽高校の前庭駐車場には、9時過ぎにはもう近所の小学生などが集まってくれました。日食が始まると、来校者はどんどん増え、のべ百名以上の方が日食を観測されました。これに補習中の生徒達が多数加わり、会場は大盛況でした。
 ようしょう山天文台の方も、天文台に登る階段が一時はぎっしり人で埋まるなど、大勢の見学者でにぎわいました。こちらもやはりのべ100人以上の方が来られました。
 肝心の日食ですが、晴れたり曇ったりの空模様の中で、しばし雲から顔を出すのをお待ちいただくことも。それでも、望遠鏡の視野いっぱいに拡大された日食の姿を多くの方にごらんいただきました。
 食分が最大になった午前11時過ぎには、明らかにあたりが暗くなり、気温も若干下がりました。うろこ雲のような雲が出ていたのですが、なんともいえない、不思議な色に染まり、神秘的な雰囲気が味わえました。
 ところで、次に日本で皆既日食が見えるのは二十数年後ですが、3年後には金環食を見るチャンスが訪れます。岡山県でも、最大食分90%と、今回以上に神秘的な景色を楽しむことができそうです。ぜひ、お楽しみに。
 そして、硬式野球部2回戦。どうしても日食の観測スタッフとして現場に付かなければならなかったため、応援に行けなかったのが悔やまれます。結果は残念でしたが、いろいろな方から「いい試合でしたね」とお声がけをいただきました。
 部員達は、どうか自信を持って欲しいと思います。
 本当に、お疲れ様でした。



7月23日(木) 中国地区工業教育研究大会@岡山市

 工業科の先生達が今後の工業教育のあり方について勉強・研究する会です。
 今日は初日。講演では、東京大学の教授から「専門高校の可能性」というテーマでお話をいただきました。
 工業を初めとする専門学科の高校生は、相対的に目的意識やモチベーションが高いと言うこと、現行のキャリア教育が、若者の就業に対して少なくともプラスには働いていないことなど、データを示しながら、興味深いお話をしてくださいました。