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4月9日 対面式&校長講話
恒例の対面式です。
各科・コースが、それぞれの特色を生かした歓迎の挨拶を繰り広げます。
今年のいちばんのヒットは、自動車科でしょう。
代表である3年生の音頭で、いつも実習前に行なっている腕立て伏せを、百数十名がいっせいに披露し、歓迎の挨拶としました。場内は暖かい大爆笑に包まれました。
ここから、新入生は長い、長いオリエンテーションに入ります。
午前11時からの校長講話では、昨日の入学式のあと、保護者会入会式での保護者の皆様へのご挨拶で申し上げたとほぼ同じ内容を、噛み砕いてお話しました。
とくに、今まで送ってきた生活のパターンやリズムがここで大きく変化するわけですが、変化の大部分は新たなパターン・リズムに慣れることでクリアできます。ですから、一日も早く、新しい生活に慣れてください。これがポイントでした。
これから3年間、いろんなことがあると思いますが、なんとか、目的地まで安全に航海していきましょう!
4月9日山陽歯科衛生士専門学校、第25回目の、そして、最後の戴帽式
地域の要望により設立され、地域の人材養成に応え続けてきた山陽歯科衛生士専門学校。おかやま山陽高校の姉妹校です。
創立以来25年目を迎え、900名を優に超える歯科衛生士を世に送り出してきましたが、今年が最後の戴帽式となりました。
校長(本校学園長)の挨拶の後、キャンドルの灯りの中、一人ひとりの頭にナースキャップがかぶせられました。今年の戴帽生は28名。
最後の戴帽生となる生徒の番になると、会場中からシャッターの音が鳴り響きました。
私も、かつて担任した生徒に山陽歯科衛生士専門学校への進学を勧め、彼女たちは今も元気に活躍してくれています。
モットーは、歯科衛生士国家試験合格率100%。
もっとハードルを下げれば、まだまだ存続は可能だと思います。しかし、本学園が運営する以上、それをするわけには行きません。
さびしいのは我々も同じです。どうか潔い英断とご理解ください。
それはそれとして、今年の戴帽生のみなさん、本当におめでとうございます。
これから始まる歯科医院での現場実習、がんばってください!
いろいろ難しい時代になりましたが、誠意と、思いやりと、情熱を持ってあたれば、きっとうまくいくはずです。
先輩たちに続き、日本の口腔医療を担う存在になってください。