1月10日 保護者会評議員会&普通科コース選択説明会

 保護者の皆様におかれましては、三連休の初日に本校までご足労いただき、ありがとうございました。
 保護者会評議員会では、担当の滝本校務部長がまさかのインフルエンザで、充分な準備ができたか心配でしたが、保護者会役員の皆様のお助けにより、なんとか無事議事を薄めることができました。
 ありがとうございました。
 そして、コース選択会議。
 最初のご挨拶でも申しましたが、これからの2年間を決める、大事な決断です。
 生徒諸君、ここだけはツンデレは止めて、本気で真正面からお父さん、お母さんと充分な話し合いをしてくださいね。


1月13日 備西地区校長会

 地区の校長先生たちの情報交換会です。
 話題はやはりインフルエンザ。今年は、12月に一度ピークがあって、その後、収束したかに思えたのですが、ここに来て再び増えているとか。
 今週末はおかやま山陽高校の県外生対象入学試験です。
 みなさん、体調管理は万全でお願いします!


1月14日 学校保健会備西ブロック研修会@長島愛生園

 この会は、本年度、次年度とおかやま山陽高校が事務局校。
 今年の研修会として、長島愛生園に見学研修に参りました。
 長島には、言うまでもなく、かつて、ハンセン氏病患者の矯正収容施設があり、いまでもその後遺症を抱えている人たちの療養施設があります。
 資料館での説明で、最初にされた質問は、
 「この島に現在、ハンセン氏病の患者さんはどれくらいいると思いますか?」
 答えは、
 「一人もいません」。
 そうなんです。
 ハンセン氏病は、特効薬により、普通の病院で確実に治せる病気になって、はや半世紀。
 いま、この施設におられる方は、それ以前に罹患し、充分な治療が受けられなかった結果、その後遺症に苦しんでいる方なのです。
 それに加え、後遺症はさほどひどくなくとも、周囲の偏見や無理解により、法改正後も結局、自宅に戻ることができないまま、ここで暮らしておられる人たち。
 でも、入所者の方のお話からは、つらさ、怒り、あきらめだけでなく、そんななかでの喜びと希望が伝わってきたのがせめてもの救いでした。
 おかやま山陽高校では今から5年ほど前、全教職員が研修でこの島を訪れ、勉強をさせていただいたことがあります。ですから私も2回目の見学です。
 何度来て、何度お話を聞いても、心に重く迫るものを感じます。
 今回、いちばん心に迫ったのは、ビデオで見せていただいた中での、隔離政策当時のこの島の小学校の様子。
 当然、児童は全員、患者です。先生と一緒に、一生懸命お遊戯をしていました。
おそらく、二度とお父さんお母さんと会えないまま、名前を変え、大人になり、そして亡くなっていった人も多かったと思います。
 言葉にできない哀しみを感じました。
 今後、こういうことが二度とない世の中になってほしいと、心から思いました。
 関係者の皆様、本当にありがとうございました。


今年のゼロハンカー大会のご報告がまだでした。

 去る12月23日、第6回全日本高校生ゼロハンカー大会が今年も倉敷市西原地区の高橋川河川敷グラウンドで開催されました。
 本校発祥の空手道の桃太郎杯に続けとの願いをこめて、おかやま山陽高校主幹で始めた、高校生のための大会です。
 今年は東は京都、西は鹿児島から、15校・34台がエントリーしてくれました。
 決勝戦は24分耐久レースですから、早いだけでは駄目。総合的な耐久性が問われる、そんな大会です。
 それから、これはあくまでもものづくりの大会です。高校生が、自分の力でマシンを組み上げ、その出来を競うからこそ、面白いのです。
 そんな中、毎年感じるのが、マシンのレベルの向上。
 正直、最初の頃は、決勝戦ともなると、まともに走っているマシンの方が少ないような状態でした。まさに、アメリカのバーリトゥード。決勝戦進出者が全員、病院に行ってしまって、決勝戦ができない、みたいな。
 それが、今では、決勝戦まで、ほとんど壊れることなく、快調な走りを見せるマシンがほとんどです。
 肝心のおかやま山陽高校自動車科自動車整備部チームですが、今回、3台がエントリーし、1台が決勝進出。
 うち、3年生のF君のマシンは、終始トップを快走し、ゴール時の週回数もトップでした。
 ところが、好事魔多し!
 途中、必ず一回ピットインする規定があるのですが、その際に、進入口のパイロンを1本、見間違え、いわゆるショートカットをしてたのでした!
 これは本人もゴール後、指摘されるまで気づかなかった、本当に痛恨のミスでした。
 すごく悔しかったと思います。でも、ルールはルール。周りの方がつらい。
 でも、本人がさわやかに、「精一杯、最後まで走れたので、良かったです」と言ってくれたので、周りも救われました。F君、成長したね。
 ゼロハンカー大会、こんな感じで、いい大会に育ってます。
 次年度も、ぜひともみなさんのご参加をお待ちしています。
 また、工業関係の勉強をしている高校生(学科は問いません!)で、これに参加してみたい、という人!
 ぜひ、おかやま山陽高校自動車科内の事務局までご連絡ください。
 ゼロハンカーとはどんなものか、いっさい隠すことなく、すべてお見せします。