文化祭、今年も大盛況でありがとうございました!


 みごとな秋晴れに恵まれ、おかやま山陽高校名物・文化祭が今年も華々しくスタートしました。
 朝早くから、大勢の保護者の皆様が、バザーの準備のためにお越し下さいました。朝8時の時点で、駐車場がすでに満杯に近い状態でしたので、ご迷惑をおかけした方も多かったと思います。来年は何か対策を考えようと思います。
 午前中は、展示を見させてもらいました。どの講座も、工夫を凝らした展示で、毎年ほぼ同じ講座なのですが、見ていて飽きませんね。
 印象に残った展示と言えば、ビリヤード。昨年に引き続き、フルサイズのビリヤード台を教室内に設置して、自由にプレーできるようにしていました。
 また、陶芸講座の、保護者会の皆様の作品も目新しかったですね。
 板金講座のルノー5の実車展示や、溶接の巨大パエリア鍋なども人目を引いていました。
 体験コーナーでは、レザークラフト、トンボ玉、足裏健康法がいつもながらの大人気。
 変わったところではPride−R(ロボット相撲)の、カブトムシ幼虫プレゼントが面白かったです。
 バザーは、どのテントも長い行列が出来ていました。ただ、チケットを早めに買っていないと買えない商品もあり、そこがちょっと残念でもありました。
 お昼からは、グラウンドでのマーチングパレード披露が素晴らしかったです。
 私は県大会しか見ていないのですが、それからかなり進化していたように思いました。これなら全国大会も期待できそうです。
 今回、個人的に残念だったのが、腰を痛めていて、なかなかあちこち移動できなかったこと。なので、今回、生石ホールのステージは見に行くことが出来ず、たいへん失礼しました。聞くところでは、たいへん盛況で大いに盛り上がったそうです。
 今回の文化祭で印象的だったのは、例年に増して、卒業生たちがたくさん遊びに来てくれたことです。おかやま山陽高校の文化祭は、毎年、卒業生が多く遊びに来てくれるのですが、今年は特に多かった気がしました。みんなの、元気な顔を見れて、うれしかったです。
 1年に1回、おかやま山陽高校の生徒たちの努力の成果を、家族の方、そして、地域の方々にご覧いただく機会として、この文化祭は大きな意味を持っていると思います。
 多くの高校では平日開催や、紹介者以外は入場できない、などの形が増えていると聞きますが、おかやま山陽高校では今後も、この形で行けるところまで行ってみたいと思っています。
 次は11月9日の倉敷一番街復活祭に、応援出展します。いわば、出張文化祭です。
 例年通り、トンボ玉、レザークラフトの体験コーナー、カレー甲子園準優勝カレーの販売、無料のお茶席など、盛りだくさんの内容でお待ちしています。
 さらに今年は、なんと、倉敷駅南口のテラスで吹奏楽部のコンサートも行なわれます(ただし、コンサートのみ雨天中止)。
 こちらもぜひお越し下さいね。



昨日の観劇のご報告

 10月31日(金)は文化祭第1日目、校内公開の日でした。
 この日は例年、芸術鑑賞ということで、いろいろなステージを見ます。
 今年は人形劇「三国志」。
 人形劇と言って、馬鹿にしてはいけません。
 人形は身長120cm、重さ10kg。昔、NHKで放映していた、巨大なやつです(実際には今回のほうがさらに大きいそうです)。
 この人形が、実によく出来ている。剣を握って鞘から抜いたり、それをまた戻したり、たった一人の人があやつっているのに、様々な細かい動きを見せてくれます。
 この人形を操っているのが、中国は湖南省からきた、9名の人形師たち。
 これに日本人の人形師、さらに分かりやすく面白いナレーションを付け加える弁士の方が加わり、一大ページェントが繰り広げられるのです。
 ストーリーは諸葛孔明が主人公。いわゆる「三顧の礼」をもって劉備の軍師に迎え入れられてから、最後、赤壁の戦いレッドクリフですよ!)を経て没するまで、ドラマチックに描かれます。
 2時間に及ぶ長編の劇でしたが、だれる暇もなく、最後まで釘付けで見入ってしまいました。
 代表のカミヤマさんによると、中国ではこういう劇は、庶民ではなく、王侯貴族が楽しむための娯楽として発達したそうで、面白いものを見飽きているセレブな人々をいかに驚かせるか、が勝負なのだそうです。だから、人形などの動きの細かさも、ここまで高いレベルになったのだそうです。
 本当に充実した2時間でした。
 ジョン・ウー監督の「レッドクリフ」、やっぱ見に行こう。