sanyomomotaro2008-09-18

9月18日【木】 ビリヤード講座、栗林プロ来校、特別レッスン!

 こういうことが突然起こるので、やはり、マイスター・スクールは面白いですね。
 なんと、ビリヤード競技の全日本総合ランキング3位(2008年8月時点)というトッププロ、栗林達(とおる)さんがご来校、マイスター・スクールビリヤード講座で、特別レッスンを行なってくださいました。
 栗林プロは、1982年生まれの26歳。はっきり言って、二枚目、イケメンです。
 さらに、岡山県で唯一の女性プロである、赤松プロもご一緒においで下さいました。
 最初、まずは栗林プロのスーパーテクニックをご披露いただきました。
 カーブするボールや、ジャンプボール、一撃で四球をポケットに沈めるなど、みごとな技のオンパレードでした。それと、技だけでなく、しゃべりもかなりいけてますよ、この方。
 続いて、生徒たちが各テーブルに分かれ、恐れ多くも両プロに挑戦する代表者を決める予選開始です。
 両プロは場内を周りながら、いろいろと貴重なアドバイスを下さいます。
 代表選手5人が決まると、いよいよプロに挑戦。
 ・・・と言いたいところですが、まあ、レベルの差がどうのこうの言う以前の問題でして。
 でも、そこはサービス精神に富む栗林プロ、生徒たちにもきちんとチャンス(あくまでもチャンスですよ。生かすかどうかは本人次第ですからね)を与えてくださいました。
 生徒たちにすれば、全日本のトップクラスのプロにご指導いただけて、これ以上ない幸運です。
 レッスン終了後、栗林プロにお話を伺いました。
 栗林プロがビリヤードを始められたのは、17歳だそうです。それまではまったく経験がなく、わずか9年で、全日本トップまで登り詰めたわけです。
 浅はかなワタクシが「才能がおありなんですね」と言いましたところ、
 「僕の師匠は、『こつこつと地道に、ひたすら反復練習をすることができることこそが、才能だ』と教えてくれました」と、栗林プロ。
 さらに、「質のいい経験をたくさん得る機会があったのが、ありがたいと思っています」とも。
 26歳にしてこの見識、素晴らしいと思いませんか。全日本トップクラスにまで登り詰める人は、やはり違います。
 こう書くと、真面目な硬そうな方のような印象を受けるかもしれませんが、実際は明るく、気さくで、面白い方です。最近人気のスポーツバラエティあたりに、そのまま嵌まりそうなキャラです。
 実際、こういう人がもっとメディアに露出すると、日本でのビリヤードの裾野ももっと広がるんだろうなあ、と感じました。
 今年は世界選手権にも出場される予定だとか。いま、世界ではアジアの若者たちが、トッププロとして多く活躍しているそうです。栗林プロ、日本代表としてのご活躍をお祈りしております。
 公私共にお忙しい中のご来校、ほんとうに感謝しております。ありがとうございました。
 なお、赤松プロは、岡山市内の岡山大学正門前にある『ビリヤードフランス』におられます。くらしき作陽大学さん前にある新谷先生の『スティックアンドストーンズ』とともに、是非ごひいきにお願いします。


栗林プロ公式ブログ
http://blog.justdoit.co.jp/



9月18日【木】 午前中、電動トライク『ちょこちょこ』をちょこっと見てきました。

 この交流会は、県内外の中小企業数百社が、自慢の製品やサービスを展示し、ビジネスマッチングをするための会です。水陸両用車ヘルベンダーのときにお世話になったパドックの岡本 社長さんにお誘いいただき、お邪魔しました。
 今回パドックさんが出展されているのは、スクーター型電動トライク「ちょこちょこ」です。
 トライクというのは、バーハンドルの付いた三輪自動車のことで、最近徐々に人気が出てきている乗り物です。
 多くはハーレーダビッドソンなどの大型バイクをベースに改造されたものですが(パドックさんでも扱っています。お金のある方は是非どうぞ)、今回岡本社長さんが開発されたのは、専用設計のスクーター型のもの。
 出力600wの電気モーターを積んでおり、ミニカー登録(普通免許が必要)で公道を走行できます。
 なんでも燃費は1kmあたり1円とか。屋根も付いて雨の日も安心。価格も30万円台と、まずまずのこなれ様です。これは近回りの足にいいかもしれませんね。
 個人的には、一緒に展示されていたアメリカンスタイルの250ccトライク、『ビッグボーイ』の方に興味があります。これ、パワーはハーレーなどリッタークラスには負けますが、後輪のサスペンションにダブルウイッシュボーンを奢っているのです。
 実は一度運転させてもらったことがあるのですが、バックギアも付いてて、いい感じでした。こちらはざっと100万円。
 軽四並みの値段ですが、これで公道を走ったら、フェラーリより目立つこと請け合いです。そこのお父さん、一台いかがですか?
 会場には、そのほかにも、真庭産の木材を使ったトライクで有名な佐田建美さんが木製の牽引型キャンピングハウスを出されていたり、なかなか面白かったです。
 それから、中小企業家同友会でお世話になっている企業さんが何社か出展されていました(Mさん、今度こそシェ・プティ・リスにごはん食べに行きましょうね)。
 実は工業科でのものづくりのヒントはないかと思って行ってみたのですが、思った以上の収穫が得られました。
 やはり、隙間、隙間にビジネスチャンスはあるのですよ。
 それを実現するのは、やったろうと思う気持ち。これぞ中小企業の真髄ですね。
 いやあ、面白かった。



*写真はビリヤード同好会部員と、栗林プロ(左から2番目)