浅口祭り ヘラクレスやら、ロボットやら


 恒例となりました、秋の浅口祭り。今年も参加してまいりました。
 今年は、金光町佐方の工業団地の誘致との関係と思いましたが、今年の祭りのテーマのひとつとして、ロボットがフィーチャーされていました。
 その関係で、いつもの自動車&お菓子のコンビネーションではなく、自動車&機械のコンビで参加することになりました。
 自動車科は、いわずと知れたヘラクレス電気自動車。ヘラクレスが会場外のグラウンドを運行中は、ゼロハンカーをご覧いただきました。
 機械科は、仁科ロボコンに出場したロボット「山陽零式」を出展、来場したチビッコに実際に操作してもらいました。これに加えて、デジカメ写真を使ったカレンダー製作サービスを出展、多くの参加者に喜んでいただきました。
 反省点としては、ヘラクレスの運行場所が、メイン会場と少し隔たっていたため、気づいてもらいにくく、前回に比べて少人数の方にしか乗っていただけなかったこと。そして、やっぱ、ロボットは、競技用だけでなく、もっと夢のある楽しいものも作って出店するべきだ、ということでした。
 ところで、当日、自衛隊から軽装甲車が出展されていました。私は軍事マニアではありませんが、軍用の機械というものは、一切の妥協が廃されているという点において、ひとつの理想形を持っています。その機能美ゆえに、男の興味をひきつけてやまないものがあるのだと思います(はっきり言って、戦争は嫌いです、念のため)。
 車で言えば、装甲車は、F1と並んで、車の理想形の双璧をなす存在頭だと思っています。
 そんな装甲車を間近で見て、興奮しないはずがありません。これは自動車科の生徒たち、そして、先生たちも同じだったようです。ボンネットを開けてもらったり、脚回りを覗き込んだり、いつまでも飽きずにあれやこれやと話が弾んでいました。聞けば、実際にイラクに派遣されていた車両だとか。
 なお、この会場で、10月19日(金)の小火の件で、近隣の多くの皆さまからお見舞いのお言葉を頂戴し、たいへん恐縮いたしました。
 あのあと、早速、校内を総点検し、危険箇所の整理・整頓を徹底的に行いました。
 さて、次は、いよいよ、文化祭。
 今年も盛り上げますよ!



秋祭り ヨーイサンヨ!


 このあたりの神社の秋祭りが、浅口祭りと同じ日に行われました。
 子どもみこしの随行として、お昼から参加しました。
 「ヨーイサンヨ!」というのは、このあたりでおみこしを担ぐときに使われる掛け声です。
 おみこしといっても、今では担ぐのではなく、農業用のリアカーを台車に、ひっぱって練り歩くタイプのものを使っています。
 実は、生石(おんじ)の子ども会のみこしは、その昔、おかやま山陽高校の生徒たちが作って寄贈したものなのです。2代目の校長先生が、「生石にも子どもみこしがあるといいなあ」との地域の希望に応え、当時、建築科の生徒たちと一緒に製作して寄贈したのです。
このみこしは、今も現役で、大事に使ってもらっています。
 しかし、昔に比べてみこしを引っ張る子どもの数も、減りました。太鼓の叩き方を教えるお兄ちゃんもいないようで、ちょっとさびしい気がしました。
 小学校5年生くらいの男の子がいたので、覚えているだけですが、叩き方を教えました。来年は、彼が後輩たちに叩き方を伝えてくれるとうれしいのですが。