平成19年度 体育祭 みんな、よくやった! 【後半戦】

 おかやま山陽高校体育祭の名物でもある、応援合戦。
 ここでは、各科・コースごとに講評を述べさせていただきます。
 まず、機械科。列を作っての千手観音を披露。よく練習したんだなあ、ということがわかる、まとまった動きでした。が、いかんせん、ちょっと視点が動くと、腕が重なって見えなくなります。アイディアはよかったんですが、もっと大きな流れの中に入れれば、そして、見る側の視点を考えれば、もっとよかったと思います。
 自動車科。西遊記をモチーフに、いろいろな敵(各科を表しています)と戦うストーリーです。最初に出てきたガンダム(機械科)の脇キャラロボがいわゆる「これじゃないロボ」のテイストで、脱力できました。
 調理科。ウラジャのメイクで、みんなで踊りまくり。前半の三三七拍子は、照れながらもよくがんばりました。後半、全員でのダンスは、踊っているみんなが楽しそうで、見ているほうも楽しめました。
 スポーツと音楽の2コース合同チーム。応援はスポーツコースが担当。ここ数年、みんなが楽しみにしているコント。今年も笑わせてくれました。プロでもいけるかも。
 土木科。前半、漫才。こんなコンビがわが校にいたとは!ぜひ、文化祭でのステージをお願いします。後半、昨年までコンビを組んでいた相方のS君が卒業し、独りになってしまった田井先生が孤軍奮闘。山本リンダ絶唱する田井先生の後ろで無表情で踊る生徒たちが、シュールな雰囲気を醸していました。
 進学、公務員、資格専門の3コース合同チーム。2年生と3年生のダンス合戦という趣向。2年生、初心者が多いように見えたのですが、あそこまで仕上げたのはすごい!3年生、上手い子がいるなあ。全員が団結して、ひとつのことに取り組んだ姿勢がすばらしかったです。
 結果、1位は調理科。全員が楽しく取り組んだのが評価されたようです。
 ちなみに、採点投票をするのは、応援に来ていただいた保護者の皆様と、教員です。と言うことは、保護者の方がたくさん応援に来られているような科・コースはそれだけ有利・・・ということはないだろうけど、もあるかもしれないし、ないかもしれない。
 看板は、今年はシンプルなものが多かったです。でも、色鮮やかで、お祭りらしくてよかったです。
 午後のもうひとつのイベント、綱引きの生徒優勝チーム対、保護者&教員合同チームの決戦。私も参加させていただきました。男女とも、保護者&教員チームの勝利に。
 生徒は「やっぱ、大人は強いんかなあ」などと素直に感心してくれていました。が、実は、体重が重いだけ、という説も、いまだ強く残っています。
 そんなこんなで、今年の体育祭は大成功に終わりました。
 次は文化祭だ!