週末のご報告 ― 吹奏楽部中国大会進出! ―

 
 先週末のご報告です。
 9月14日の金曜日、おかやま山陽高校が加盟している岡山県中小企業家同友会の岡山支部の例会にお邪魔しました。本校は倉敷支部の会員なのですが、今回は、水陸両用車以来なにかとお世話になっている(株)パドックの岡本社長さんがお話をされるというので、遠征しました。
 お話は、いつお聴きしても、バイタリティーにあふれる内容です。
 今回、なるほど、と唸ったことがひとつありました。最近、岡本さんの会社でも、製造コストやオリジナルパーツの製作の必要性から、アジアの諸外国に発注依頼をかけることが多くなったそうですが、その際のトラブル回避の方法についてです。
 まず、値切らない。日本の会社は、最初の見積もり金額を必ず値切るんだそうです。それを、あえて値切らず、場合によっては上乗せ価格をこちらから提示するんだそうです。そうすれば、次の発注までインターバルがあいても、相手が気持ちよく引き受けてくれるんだとか。
 あと、こちら側が相手に信頼されるように、とにかく努力すること。どんな相手も、信頼した人間は裏切らないんだそうです。そしてそういう業者さんが、いざというとき、トラブル回避のために情報提供をしてくれるんだそうです。


 翌日の9月15日の土曜日、私は立ち会えませんでしたが、笠岡市立新吉中学校の生徒会の皆さんが来校され、桃太郎アドベンチャーを体験しました。いわゆるリーダー研修会です。指導はおかやま山陽高校のT先生、K先生、Y先生の3名。
 新吉中学校の先生方も一緒になって、楽しく、有意義な研修ができたとのことです。また機会があれば、お越し下さい。


 最後に昨日、9月17日の月曜日は、マーチングコンテストの岡山県大会。会場は津山市の総合体育館です。
 今年からルールが変わり、いままで「パレード」と「フェスティバル」の2部門があったのが、「コンテスト」一部門のみとなりました。そのせいか、参加団体も少なめで、ちょっとさびしい気もしました。
 ただ、場内の熱気はこれまで以上。
 熱演の結果、われらがおかやま山陽高校吹奏楽部は、みごと中国大会に進出することができました。
 今年の演奏は、今まで聞いた中でも、群を抜く出来栄えだったように思います。
 演奏中から、なんというか、胸の奥からこみ上げてくるものがありました。演奏終了後は、しばらく呆然としてしまったほどです。場内からも、要所要所で自然に拍手が湧きました。
 これこそ、おかやま山陽高校吹奏楽部の持ち味。聴く人の耳から入って、思考回路のさらに奥、感情の領域に働きかける、熱い演奏です。
 これなら、中国大会も、きっと行ける、そう思わせてくれる演奏でした。