今週末は敬老の日
 
 今週末の敬老の日を目前に控え、本日のマイスター・スクールでは、インターアクトクラブのメンバーたちが、市内の老健施設に敬老慰問を行いました。
 お年寄りの皆さんと一緒にクイズや歌を楽しんだそうです。
 帰ってきた生徒たちに、
 「どうだった?」
 とたずねると、
 「めっちゃ、泣いてくれた!」
 との答え。
 「え、泣いてくれた?」
 「うん、『よく来てくれたなあ。また来てなあ』って、何人もの人が泣いてくれた。」
 「そうか、ええことしたなあ。たぶん、君らが思っている以上に、うれしかったんだろうなあ」
 と言うと、
 「ああ、そうなんかなあ」。
 と、生徒たちもうれしそうでした。
 孫は無条件にかわいい、とよく言われますが、お年寄りの皆さんから見て、生徒たちはちょうど孫の世代です。元気で明るい生徒たちとの交流は、私たちが想像する以上に、楽しいものなのでしょう。
 ある方から聞いたのですが、人は、他人を喜ばせたり、感動させたりして感謝されたりすると、今度は、自分が他人に感謝したくなるのだそうです。他人に感謝する心を持っていると、それだけで同じ日常が何倍も、有意義で輝いたものになります。
 こういう慰問活動は、もちろん、それを心待ちにしている人たちのために行うのですが、それによって、一番いい経験ができるのは、ほかでもない、生徒たち自身なのだと思います。