sanyomomotaro2007-07-30

『夏祭り かもがた』、ご来場いただき、ありがとうございました。


 このコーナーでもお知らせしました「夏祭り かもがた」ですが、雷雨にもかかわらず、たいへんな人出で盛り上がりました。
 当日はたいへん蒸し暑く、市が配布してくださった団扇があちこちで大活躍でした。
 午後6時、祭りが始まると、一斉にお客さんが入場。
 おかやま山陽高校の出番は、まずは、「製菓工房 ル・フチュール」によるクッキー販売から。調理科3年のO社長は、「5分で完売を目指します。それより、先生、太りましたね?」。意気込みやよしですが、後半は大きなお世話です。
 場所が少し裏手よりだったこともあり、客足はいつものバーゲン会場のような賑わいにはなかなかなりません。ちょっと苦戦。(他人の体形をとやかくいうから、ばちがあたったのですよ。)
 それでも、生徒、いや、社員たちは大きな声で呼び込みを続け、その結果、1時間15分で250セットが完売御礼となりました。よくがんばりました。
 今回のお菓子、すばらしい出来栄えでした。特にチーズボールの甘みと塩みの按配、クグロフのしっとり感、最高でした。
 続いて、6時半すぎ、ステージ上での開会行事が終了するとともに、ヘラクレスオオカブト電気自動車の運行開始。
 会場となった鴨方町ビッグハットには、ど真ん中に盆踊りのやぐらが組まれていたのですが、盆踊り終了後、このやぐらの回りをヘラクレスカーの専用コースとして使用していい、とのご許可をいただきました。やぐらを中心に、盆踊り用に半径15mの円周が描かれていたので、それをそのまま利用させてもらいました。しかし、こんなに厚遇されたのは、初めてのことです。
 開始直後から、ヘラクレスカーの駅には、チビッコたちの長い長い行列ができました。チビッコの笑顔と、カメラをむけるお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんの笑顔。この行列はお祭り終了まで一時たりとも途切れることはありませんでした。
 とりを務めるのは、日本一の空手道部。午後7時30分ごろから、ステージで団体形の演武をご披露しました。
 最初は女子3名による『五十四歩小』という形。気合の入った掛け声に、場内の空気が引き締まります。
 続いて、男子3名による、『ウンスー』という形。バックで光る稲妻が、よい舞台効果になっています。
 演武が終了すると、会場からは盛大な拍手と、たぶん、お知り合いかご家族でしょう、団扇を大きく振りながら選手に声援を贈っておられる形もお見かけしました。やはり、地元での活動報告はいいですねえ。
 今回のお祭りでは、生徒たちの日ごろの取り組みを地元の皆様にご披露させていただくという、すばらしい機会をいただきました。お祭りの主催者ならびに実行委員の皆様がた、ほんとうにありがとうございました。

*写真は女子3名による『五十四歩小』。


土用の丑の日

 本日が、いよいよ土用の丑の日です。
 毎回毎回、しつこいくらいに丑の日のことを申しておりますが、これはひとえにウナギ好きの血が騒ぐからでございます。
 学生時代にも、仕送りやバイト代をやりくりして、丑の日には必ず新宿の某ウナギ専門店に食べに行ったものです。
 山椒のピリリとした刺激、肝焼きのほろ苦さ、奈良漬の香り・・・。
 落語「チリトテチン」(上方では「酢豆腐」でしたっけ)に、お世辞のうまい隣人が大げさに褒めながらウナギをいただくシーンがありますが、これなんか聴いた日にゃ、もういけません。
 先日、終業式では「食の安全性」の観点から『ウナギ概論 (Introduction to Unagi)』と題する校長講話をさせていただいたのですが、これもウナギを愛するがゆえのものでございます。
 安全なウナギを、誰もが安心して食べられる、そんな社会が実現されることを願っております。