sanyomomotaro2007-07-02

河鹿の声を聴きながら・・・
 湯原・蒜山ポレポレツアーご報告

           *写真は、中国雑技団のショー。これはまだ序の口です。

 6月30日、7月1日と、1泊2日で行ってまいりました、おかやま山陽高校保護者会恒例、湯原・蒜山研修会。
 最初はこれも恒例になりました、桃アドでご挨拶。初対面同士も、一気に距離が縮まります。
 いい汗をかいて、バスに乗り込み、まずは金光球場見学へ。これはせっかくの機会に校地から離れたところにある学校設備をご覧いただこう、との趣旨でおこなっています。
 ちょうど硬式野球部の1年生が練習試合中で、保護者会一同様から飲み物の差し入れをしていただき、ありがとうございました。
 バスは一路、蒜山へ。
 今年から、キャンプ場での作業は初日の夕方にまとめることになったので、直接蒜山に行きます。
 途中、湯原ダムを越えるあたりで雨脚が強まり、若干心配しましたがキャンプ場周辺は雲は多いものの、雨は降っていませんでした。管理人のSさんと落ち合い、作業開始。
 男性陣は草刈機と熊手を持って、草刈正雄。女性陣は、ロッジの清掃をお願いしました。
 私のマイ・草刈機「正雄君」(いま名づけました)も絶好調でした。
 今年、ちょっと気になったのが、キャンプ場内の草の丈が例年よりかなり低かったこと。また、草木に詳しいお父さん(S会長さんなんですけどね)によると、道端の樹木の開花が例年より2週間以上、遅いようだ、とのことでした。いわゆる異常気象でしょうか?
 大汗をかいて、さあ、温泉だ!・・の前に、せっかくだからということで、塩釜の冷泉に立ち寄りました。渇いたのどに、地下深くから沸きあがったばかりの冷たい水が、最高に美味しかったです。
 で、やっと宿に到着。おかやま山陽高校湯原研修所自慢の、源泉100%掛け流しの温泉が待っています。お風呂はタイル風呂と岩風呂の二つがあるのですが、とりあえずはレディーファーストということで、岩風呂は女性用となりました。
 お風呂から出て、懇談会。ここからが事実上のメインイベントです。
 自己紹介のお話をお聴きすると、みなさん、本当にお忙しい中、時間を割いて参加してくださっていることが、よくわかりました。本当にありがたく思います。
 また、前に並ばれた3年生の保護者の皆様のお顔を改めて拝見すると、「来年はもうここではお会いできないんだな」と実感され、さびしいやら、心細いやら。
 で、続いて2年生、1年生の保護者の皆様のお顔を拝見して、心強く勇気付けられたり。
 その後、そこここで「教育相談」やら、「同窓会」やら(今回は、本校OB・OGの保護者の方が多かったのです。ありがたいことです)で、あっという間に時間が過ぎていきます。
 会場を移動して、カラオケタイム!皆さん、ほんとうに歌がお上手な方ばかりです。(私は選曲をミスしてしまい、たいへんご迷惑をおかけしました。)
 ここから後は、みなさんご自由に、砂湯に行かれたり、ロビーで教育相談会の3次会をされたり、思い思いにすごされたようでした。中には朝まで一睡もしなかった形もおられたとか・・・。私はこっそり、何人かの方とラーメンを食べに行きました。旅のカロリーはかき捨てでございます。
 翌朝は、あいにくの曇り空。朝早くから朝ごはんのお給仕をしてくださったお母さん方、ありがとうございました(調理までは業者さんがしてくださいました)。しかし、あんな酸っぱいというか、しょっぱい梅干、初めて食べましたよねえ!? あれで一気に目が覚めました。
 朝食後はみなさん、早朝からダム湖まで散歩されたり、最後にもう一度温泉に入られたりと、ゆっくり過ごされました。今回のスケジュール改善は大成功でしたね。
 バスに荷物を積み込み終わったあたりで、雨が降り始めました。
 というわけで、今回、梅雨のど真ん中にしては、天候には恵まれたと言えるでしょう。
 ここからは一路、研修先である燕趙園(えんちょうえん)へ。
 ここは、中国の歴代皇帝の愛した庭園をそのまま再現したテーマパークで、東郷湖のほとりにあります。
 で、何が凄いって、建物、橋や回廊などの構築物、そして、庭石、すべて中国から運んできた本物なんです。湖を望むデッキの手すりまで、どうみても本物の大理石。
 そして、メインイベントが中国雑技団のショー。
 聞けば、主役の3名は、それぞれ13歳〜15歳のまだまだあどけない少女です。彼女たちが、それはもう、オリンピックの新体操でも足元にも及ばないくらいの曲芸を魅せてくれました。
 ほんの一歩間違えれば、確実に命を落とすだろうというレベルの荒業の連発に、文字通り心臓がドキドキしっぱなしでした。楽しんだ、というより、「うおおおお!大丈夫か?!!」と手に汗を握ったというほうが正解かも知れません。
 それにしても、たかが十数年のわずかな人生の間に、人間はここまでの技を習得できるものなのか?最近、あまりよいニュースを聞かない中国ですが、やはり4000年の歴史は侮れません。恐るべし!
 ここから先はぜひ、足を運んでいただいて、ご自身の目でご覧下さい。私は次は息子たちを連れて行きたいと思っています。
 帰路はみなさん、お疲れ&お休みモード。ほんとうに、ほんとうにお疲れさまでした。お仕事や家事でお疲れの中、せっかくのお休みを割いて、あるいは、お仕事を移動させてご参加くださり、ほんとうにありがとうございました。
 そして、生徒たちには、お父さん・お母さん方のこのお気持ちを、ほんの少しだけでも、わかってほしいです。
 保護者会は、おかやま山陽高校の宝でございます。
 来年も、多くの皆さんがご参加くださいますよう、心待ちにしております。


高校生ものづくり大会、自動車整備部門中国大会、優勝・準優勝おめでとう!!

 蒜山に向かうバスの中で、うれしいニュースが入りました。
 おかやま山陽高校の姉妹校である岡山自動車大学校で行われておりました自動車整備の中国大会で、みごと本校代表の2名の生徒が、ワンツーフィニッシュを決めてくれました!
 1位は自動車科3年生のT君(鴨方中学出身)で、2位は自動車科3年のOさん(松永中出身)でした。T君は実技3種目とも、100点満点をたたき出してくれました。Oさんも、3位以下に10点以上の差をつけ、堂々の準優勝です。
 11月には静岡で全国大会が開かれ、津々浦々から強豪選手が終結すると思われます。T君は岡山代表として、実力も素質も十二分です。これからの約4ヶ月間で、「日本一の自動車科」を全国にとどろかせるよう、がんばってください。君ならできる!!