それは小さなユリの花


 今日、おかやま山陽高校のすぐ近くに、小さなお店がオープンしました。
 そのお店は、ふらんす料理のレストランです。
 そのお店の名は、「シェ・プティ・リス」。フランス語で「小さなユリの花」という意味です。
 そのお店のオーナー・シェフ氏は、おかやま山陽高校の調理科の卒業生です。
 そのお店のオーナー・シェフ氏の奥様は、昨年までおかやま山陽高校の調理科の先生でした。
 そのお店のオーナーシェフ氏は、10年前、奥様の教え子でした。とてもまじめで料理が大好きな青年でした。
 そのお店のオーナーシェフ氏は、おかやま山陽高校を卒業してから10年間、国内外のいろいろなお店の、多くの名人のもとで、料理の腕を磨き続けました。そして彼は、たくさんのお客さまが、わざわざ遠くから彼の料理を食べにくるほどの料理人になりました。
 そして、その10年間、オーナー・シェフ氏は、高校時代の恩師である奥様にプロポーズしつづけました。
 何年かのち、彼の気持ちは受け入れられ、昨年、ついにお二人は結婚しました。
 「いつか自分のレストランを持ちたい」、それがお二人共通の夢でした。
 その共通の夢が、今日、実現しました。
 今日、お昼前にお花を持って、お店に行ってみました。
 ほとんどすべてのテーブルの上に、「予約席」の札が立っていました。
 オーナー・シェフ夫妻は、とても幸せそうでした。
 

 皆様も、このお店にぜひ行ってみてください。きっと幸せな気持ちになれると思います。
 お店は、国道2号線沿い、鴨方町里庄町の境目あたりにあります。