入学式 生徒も親御さんも


いよいよ来ました、入学式。
 期待いっぱい、不安いっぱいの新入生たちが、今年も大勢、おかやま山陽高校に入ってきてくれました。
 個人的には初めての校長式辞。
 事前準備を念入りにしていたとはいえ、緊張レベルMAXです。
 式の進行自体は、まったくミスがなく、粛々と進行しました。進行の先生、お疲れ様でした。
 また、いつもながらすばらしい、吹奏楽部の演奏も堪能していただけたことと思います。
 式の最後に、校歌・応援歌を、空手道部が紹介してくれました。これまた、元気があって、すばらしい。好きなことだけやってちゃ、こうはいきません。やはり人間、自分に厳しく、他人に甘く、ガマンして、ガマンして、初めて到達できる高みがあるんですね。
 その後、保護者会の入会式。いわば、保護者の皆様方の『入学式』です。
心なしか、皆さん、構えていらっしゃる様子。それはそうでしょう、このあと、評議員の選出があるんですから。
 校長として保護者の皆様にあらためてご挨拶申し上げ、続いて会則説明などをしている間、いつのまにか、周囲の壁には出身中学校名の札が貼られています。
 これで、もう逃げられません。
 地区ごとにお集まりいただき、担当教員が司会で、地区代表の評議員を選出していただきます。
 今年、うれしかったのは、立候補をしてくださる方が、いつもより多くの地区でおられたこと。お顔を拝見すると、「あ!○○さんじゃないですか!」。お兄ちゃん、お姉ちゃんのときにたまたま評議員をやって楽しかったから、と立候補くださった方、ほんとうにありがとうございます。「二度とやりたくない」と言われるのとは雲泥の差でございます。
 今年も、「じゃんけんで負けて」「くじで負けて」という方もおられましたが、そんな方は、絶対にラッキーですよ。
 きっと、楽しいお友達ができますから。
 そんなこんなでお集まりいただいた第1回の1年生評議委員会。あちこちでお懐かしいお顔を拝見することができ、たいへんうれしいだけでなく、心強く感じました。
 それから、本校OB・OGの方がお父さん、お母さんになって戻ってくださいました。これもうれしく、ありがたいことです。
 そして、一番肝心の、新しいメンバーの皆さん、このチャンスを最大限に生かし、おかやま山陽高校のいいところを、骨までしゃぶりつくしてください。
また、お仕事やご家庭の事情で、評議員は無理、と言う方が大半だと思います。そういう方も、ご遠慮なく、私ども管理職をはじめとするおかやま山陽高校スタッフに、お気軽に声をかけてください。また、参加可能な行事があれば、ぜひ、ご参加下さい。
これから3年間、よろしくお願いします。