年始のご挨拶、そして、ご報告

 みなさま、明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願い申し上げます。

 今年もおかやま山陽高校は、地域の必需品を目指して、日夜まい進していく所存です。いっそうのご指導ご鞭撻を賜りたく、お願い申しあげます。


昨年末のご報告


12月24日(日)クリスマスイブ

 調理科のクリスマスチキン販売。アメリカじゃ『メリークリスマス』ではなく、『ハッピーホリデー』だとかやかましいようですが、日本じゃやっぱ24日はクリスマスイブ、町に流れるのは鼻眼鏡かけてケーキの箱を下げた酔っ払いオヤジの「ジンゴベージンゴベー♪」ですよ。
 で、この日、調理科精鋭である料理研究部のメンバーは、サンタクロースやトナカイの扮装に身を包み、チキンの販売に精を出したのでありました。
 特に1年生のS君が扮するサンタクロースは、お腹がそっくり。人間、顔を隠せばなんでもできるといいますが、白い髭をつけたとたん、気分はもうサンタクロース。「メリークリスマス!ホーホーホー!」と調子上がっちゃいました。
 調子乗りついでにS君を連れて町内の教会にチキンを届けに行くと、礼拝に参加していた子供たちから「ニセモノだ!ニセモノが来た!」と追いかけられ、ほうほうのていで退散。
 しかし、次に訪れた福祉施設ではトナカイの帽子をかぶった女性陣とともに、子供たちに大人気で、いきなり握手攻めに。サンタもトナカイもうれしそうでした。
 面白かったのは、行きかえりの車中、信号などで止まるたび、並んだ車の中や歩道にいる子供たちが、目をまん丸にしてこっちを見てたこと。『なんでサンタが「亀岡丸」に乗ってんだ?』
 肝心のお味は、うーん、去年のほうがチット美味かったかな?考えられる原因は、昨年、チキンが大きすぎて家庭のレンジに入らないとのご意見を頂戴し、今年はひとサイズ小さなチキンにしたこと。鳥の種類も代わり、それが味に響いたのかも。
 あと、ソースが今年も薄味すぎました。これはやっぱ何とかしなければ。
 来年はこれらの反省点を吟味し、さらにおいしいチキンが販売できるよう、努力しますので、乞うご期待。


12月25日(月)クリスマス

 この日、午後から岡山県ビリヤード協会の副理事長である新谷先生がご来臨、久しぶりにビリヤード同好会の生徒たちに稽古をつけてくださいました。
 「あまりにも連絡がないんで、どうなるのかと思いましたよ」と言われ、「すみません、アハ、アハ」としどろもどろになりながら、練習中の生徒のテーブルに私も乱入。
 生徒、なんか、普通に、上手い。どんどん、球をポケットに入れて行く。こやつ、腕を上げおったな!
 しかし、ナインボールは、9番を落としたものが勝ち。ワンゲームだけでは実力の差がでにくいのです。
 9番だけはきっちり頂き、勝たせていただきました。ホホホ。
 年明けからとりあえず毎週水曜日を練習日とし、先生のご都合がつけば来ていただけることになりました。


12月26日(火)雨

 雨なんだけど、明日は第4回全日本高校生ゼロハンカー大会。主幹校は、おかやま山陽高校。だから、雨が降ろうが、槍が降ろうが、準備、準備、準備。
 会場は感謝の固まり、西阿知西原グラウンド。いろんな皆様の善意に支えられ、やっと確保できた県内会場。
テントを張り、パイロンでコースを作ります。
 雨の中手伝ってくださった、市立博多工業高校の皆さん、ありがとうございました。
 途中、雨脚が強まり、グラウンドは水浸し。でも、4年前の有漢町でのドカ雪に比べれば、なんのその。
 天気予報では明日が晴れ。これだけを望みに、自動車化を中心とする先生方、そして、おかやま山陽高校自動車整備部の部員諸君はがんばりました。


12月27日(水)晴!

 すばらしい天気に恵まれ、第4回全日本高校生ゼロハンカー大会が開会!
 気温もまずまず、グラウンドも見る見る乾いていきます。
 今年から岡山県教育委員会倉敷市教育委員会からの後援を頂き、参加校は9校、エントリー台数は21台になりました。
 試合はまず1次予選、コースを2週して、ベストラップを計測。このタイムによって、2次予選、すなわち24分耐久レースでの走順を決めます。耐久レースはローリングスタートなので、早い車を前に置かねばならないのです。
 ちなみに、コース一周は約400m。計測はおかやま山陽高校機械科のF先生手づくりの光電管計測装置。10000分の1秒の精度で計れます。45秒以内であればまずまずのタイムといえるようです。
 二次予選が2ヒート終了したところで、お昼。
 昼休みにはおかやま山陽高校調理科・料理研究部によるトン汁の炊き出しがありました。お代りに次ぐお代りで、大なべに用意されたトン汁が瞬くまに空っぽ。美味かったぁ。
 昼食後、決勝。
 10台が出走しましたが、24分間完走したのはわずか4台。これほどまでに過酷なレースがあったでしょうか。
 肝心のおかやま山陽高校自動車整備部の順位は、・・・聞かないでください。
 いいんです、今年は。裏方として、あれだけがんばって、大会を大成功に導いたんだから。新聞やテレビに山陽高校の『さ』の字も出なくたって、いいんです。これが陰徳というものなのです。
 でも、来年こそは、順位がついてほしいなあ。