sanyomomotaro2006-10-02

体育祭

 おかげさまで、9月28日の金曜日は、すばらしい秋晴れとなりました。前の晩から天気の心配を全くしなくていい体育祭は、久しぶりでした。
 まずは入場行進。どの科も練習の時よりずっと出来が良かったです。去年も書いたと思いますが、こういう行進やあとで紹介する空手道集団演武のような集団演技は、年々、実施する学校が減っているのだそうです。これも時代なのでしょうか。でも、だからこそ、こだわって続けるのがおかやま山陽高校クオリティです。
 さて、種目が始まります。何はさておき、やっぱり、エッサッサ。これですよ。これも集団演技の一種です。スポーツコースの生徒たちが、隊列を組み、「エッサ、エッサ、エッサッサ!」の掛け声で身体を動かします。全身の筋肉に気合が漲るのがわかります。演技の前と後の移動、これもすごいの一言。ここからすでに演技は始まっています。整列した状態から約20mを駆け足で移動し、再び整列。ここまで、わずか3秒。人間、やれば出来るんですね。毎年『さすがスポーツコース』と思わせてくれる、爽やかな一瞬です。
 そして、圧巻は空手道演武。正直なところを申しあげれば、練習段階では、今年の仕上がりを心配していました。1週間ほど前、ある二年生の生徒にこっそり「今年の空手はどう?」と聞いたところ、「うーん・・・」と難しそうな顔が返って来ていたのです。
 前日のリハーサルの時も、空手道集団演武はあえて見ないで、本番に臨みました。
 結果は、○。よく揃ってました。細かいところはさておき、期待通りというか、期待以上に魅せてくれました。
 楽しみだった応援合戦。細かいところはあえて説明しませんが、どの科・コースも、一切の手抜きなし、最後まで全力で頑張った痕跡が伺えました。もちろん、見せ方や組み立て方の上手・下手はあります。でも、大事なのはそこじゃありません。
 前日も規定の時間ギリギリまで、どの科・コースも一生懸命、練習してました。
 もちろん順位は付きますが、それはそれ、これはこれ。順位より思い出、どの科・コースの生徒も、いい思い出が出来たんじゃないでしょうか。
 そして、今年の体育祭は、保護者の方々のご支援、ご参加が非常に多かったことも印象的でした。正式な受付をされていない方も多かったようで、正確な数は不明なのですが、バザーのご支援だけで、おそらく100名近くの肩が凝られていたのではないでしょうか。応援の方を含めれば、その倍近くの方々が来られていたと思います。
 焼きそば、カレー、ポテト、焼き鳥、美味しゅうございました。フランク、アイスは残念ながらお腹に入りませんでした。来年は是非。バザーのお父さん、お母さん方、本当にありがとうございました。
 ここで一つ、裏情報。体育祭の採点方式は、競技以外、つまり、応援、看板、行進については、教職員、そして、保護者の皆さんの投票で決まります。ということは、応援に来られた保護者の数の多い科・コースは、有利になるなんてことがあってはならないのですが、でも、もしかすると、そういう親心も働いたりなんかして、結果に影響が出ないといえないこともないような気がしますが、皆さん、どうでしょう?
 申し上げたいのは、おかやま山陽高校の体育祭、見所満載ですので、来年も多くの保護者の皆様が来られたら嬉しいな、ということでございます。