対J高校戦、残念無念

 ご案内の通り、7月23日にマスカットスタジアムで行われた硬式野球県大会第3回戦、対J高校戦は、6−3で敗れてしまいました。
 最後、豪雨と言える雨が降り始めました。こうなると大変なのが投手です。最後の3点は、個人的には、決して実力で取られたのではない点だったと思っています。ひるがえって、9回裏の攻撃では、立場が逆転し、やはりいつどこで大量点が入ってもおかしくない状況でした。
 試合の勝ち負けは、時の運も含めて、結果は結果。でも、最後の一瞬は、純粋にお互いに実力で勝負できればなお良かった、との思いはぬぐいきれません。
結果については、もうこれ以上チャブチャブ申すべきではないでしょう。
 選手たちは、本当によくがんばりました。傍から申すのもおこがましいですが、大満足です。スタンドで応援しておられたお父さん方、お母さん方、卒業生の皆さん、そして、吹奏楽部、硬式・軟式野球部のみんな、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
 いろいろありましたが、硬式野球部の部員諸君はそれらを見事ふっきり、この夏の大会では本当にいい試合を見せてくれました。彼らのこれからがいっそう、楽しみになりました。


浴衣の君は・・・

同じ日の夜、地元鴨方町で、夏祭りが行われました。
商工会のくじ引きクーポンがあったので、家族で出かけてみました。あいにくの雨模様でしたが、なんのその、鴨方町には「ビッグハット」という、全天候ドーム型イベントスペースがあるのです。吹奏楽部のマーチングの練習では非常によくお世話になっています。
中央に盆踊りのやぐらが設置され、周辺にはお決まりの出店・屋台が軒を連ねています。
昔ながらの金魚すくい、爆弾キャンディー、ベビーカステラなどに加え、最近では牛串焼き、唐揚串なども人気のようです。
子どもの「買って、買って」攻撃をかわしながら、いろいろ見ていると、何人かのおかやま山陽高校の生徒が声を掛けてくれました。いいですねえ、こういう時に声を掛けてくれる子は。逆に、こそこそと身を隠す子もいるんですから。やましいことがないのなら、正々堂々と声を掛けてくれればいいのに。結構遠くから来ている子もいました。
 面白いのは、女子生徒諸君がよく声をかけてくれたこと。彼女たちは、可愛らしい浴衣姿で遊びに来ていました。やはり、女の子、晴れの姿はみんなに見てほしいのでしょうね。
 あまり長居をして、遊びに来たのか、補導にきたのかわからなくなってもいけませんので、この日は楽しいうちに早々に切上げました。イカ焼きの匂いの充満する車に乗って。


空手道ちびっこ大会
 
 昨日から、おかやま山陽高校では空手道ちびっこ合宿が始まりました。これは、おかやま山陽高校の空手部の主催で、毎年の恒例行事として行われているものです。
 おかやま山陽高校の60周年記念館に2泊3日で泊り込み、高校生のお兄さんたちと一緒に空手の練習に励むのです。
 今年も120名ものちびっこが参加してくれています。この中から、将来の世界チャンピオンが生まれるのでしょう。
 最終日の明日7月28日(金)には、ちびっこ大会が開催されます。対象は小学1年生から中学3年生まで。
 この大会には合宿に参加していないちびっこも大挙参加してくれ、今年は総勢333名もの大きな大会になる予定です。
 身長120cmくらいの小学1年生でしょうか、闘いの緊張感からか、メンホー(顔の防具)の中を涙でグシャグシャにしながら、それでも下がることなく、相手に向かっていきます。その姿は痛々しくも、ほんとうに愛らしいものです。
 彼らは、こんな小さい時から、言い訳の一切許されない極限状況に自分を置き、自分を鍛え、ためしているのです。この経験は、彼らの将来に、きっと大きく資することと思います。がんばれ、ちびっこ!