いけばな池坊展@ハピータウン鴨方、本校生徒作品も展示!
 
 5月20日(土)と21日(日)の両日、天満屋ハピータウン鴨方店3階の催事場(いつもマイスターフェアをやっているところです)で、「いけばな池坊展」が開催されます。
 これは、本校マイスター・スクールの「華道」講座の講師でいらっしゃる鴫田里子先生が支部長を務めておられる、華道家池坊浅口支部さん主催の展示会です。鴫田先生のご好意により、今年度マイスター・スクールで華道講座を履修中の約10名の生徒の作品を、いっしょに展示してくださることになったのです。
 この週末、お天気はあいにくの雨模様のようですが、逆にそういう休日は、屋内で楽しめるこういうイベント日和、とも言えます。
 ぜひとも足をお運びください。



マニアとオタクの狭間

 先日、ポートプラザのコンサートの準備のため、自家用車にいろいろと荷物を積み込んでいたときのことでした。倉庫に近い、北館1階の東端の自動販売機の前に車を一時停車しようとすると、自販機の前に何人かの一年生男子(ズボンですぐわかる)がたまっていました。部活が終わってジュースを買って飲んでいるようです。
 「ちょっと、ここ、車停めるけど、ええかな」と言って車から降りると、生徒が私の車のほうを興味深げに見ています。
 「先生、この車、2001年式?」と一人の生徒が聞いてきました。「何年じゃったかな…。今年でもう5、6年目になるけえ、そんなもんかな」。持ち主のほうが適当です。
 今度は、別の生徒が「この車、何にもいじらんでもカッコええし、大人っぽくて、ええよなあ」と言ってきます。
「よおわかっとるじゃねえか。おめえら、もしかして整備部か?」。
「そうです!」。
 「よしよし、車っちゅうもんはな、いじりゃあええってもんでもねえんじゃ。ド・ノーマルのまま、それでもカッコええ言うのが、ほんまのええ車なんじゃ。」
 「先生、これ6気筒ですか?」
 「4気筒じゃ。6気筒やこ、贅沢じゃ。4気筒にターボ二個つけて、国産5ナンバー枠で目いっぱいの性能出しとるから、ええんよ。」
 調子に乗って、ボンネットを開けて自慢の水平対向ボクサーエンジンを見せたりして。
 生徒たちは、これがターボだ、これがなんだと、興味を持ってエンジンルーム内を覗きこんでいます。
で、ボンネットを閉めて、颯爽と走り去ろうとすると、
 「あれ?先生、これオートマ?」
 「え?あ、いや・・・、スマン、実はわしはな、オートマしか運転できんのじゃ。免許はミッションもいけるやつなんじゃけど、オートマばあ載りょおたら、ミッションのやり方、忘れてしもうたんよ。」
 マニアックな生徒からすれば、情けない大人に映ったかも。私は運転技術も下手で、車については一家言あるけれども、理屈中心のオタクの部類にはいる人間です。
一方、彼らは、おそらく今後ハイブリッド技術がさらに進み、さらに燃料電池車なんてのが一般的になったときにも、ガソリン車にこだわるような大人になるんでしょうね。そして、当然、オートマ車なんて軟弱なものには乗らないんでしょう。
 ま、この辺がオタクとマニアの違いなんでしょうか。自動車整備部の今年の新入生、なかなか楽しみですね。