sanyomomotaro2006-05-12

いよいよ明日、5月13日(土)は、11時からは鴨天でお菓子販売、2時と4時半からハピータウン福山ポートプラザで、吹奏楽部街角コンサートです。ぜひお越しください!



インターアクトクラブ、ロータリアンの先生からご講話をいただきました。

 昨日、マイスター・スクールは第2週目。お天気にも恵まれ、どの講座でも熱心な授業が行われています。
 そんな中、『インターアクト・ボランティア』講座では、本校インターアクトクラブの提唱支部である笠岡ロータリークラブの国定先生(インターアクト委員)にお越しいただき、ご講話をいただきました。
 ロータリークラブは、インターアクトクラブの「お父さん」にあたる組織です。ロータリークラブ支部が設立を提唱すると、その支部の下にインターアクトクラブが出来るという仕組みになっています。
 ちなみに、ロータリークラブというのは、全世界に29000もの支部と120万人の会員を抱える、世界規模のボランティア団体です。
 たとえば、ケニアのナイロビにもロータリークラブ支部があります。以前、モワウラ・カリユキ両君の出身校を訪問した時、同行した2人の方々がロータリアン(ロータリークラブ会員)でした。ロータリアンは毎週1回、支部の例会に参加するのですが、旅行や出張中の場合、現地での例会に参加することが出来るのだそうです。
 ナイロビでも彼らは現地の例会に参加できないかと調べておられましたが、残念ながら、日程が合わず、叶わなかったようです。
 ボランティアにもいろいろなスタイルがあります。その活動を自分が生きている上での使命と考え、それだけに人生をかけるような活動をしている方もおられます。一方、通常の社会生活を送りながら、無理のない時間で、あるいは、ちょっと無理をして時間とお金を都合して、社会のために貢献している、というスタイルの人もいます。
 私は、どちらのスタイルも、社会の役に立っている以上、同等に価値があると思います。ロータリークラブは、どちらかと言うと、後者でしょう。事業で成功している人、専門的な仕事に携わっている人が、自分の仕事分野の特性を生かして、社会に貢献しようという組織です。なにより、継続的で安定した活動が出来るのが強みだと思います。
 インターアクトクラブの指導は、そんなロータリークラブの活動の一つとして、次世代の社会で指導的立場に立てるような人間を育成しようという目的で行われているものです。
 生徒たちは、普段の生活では経験できないような世界を見たり、経験をしたり出来ると思います。
 などと、大きな話になってしまいましたが、当日生徒たちにも言ったのですが、彼らは、インターアクトの会員としてこの場に立っているその時点で、一歩を踏み出しているわけです。ここでの様々な活動、おそらくそのほとんどは地味で目立たないものでしょうが、それらを通じて、彼らにとっての世界の見え方が少しでも変わってくれればいいな、と願っています。