sanyomomotaro2006-04-20

おかやま山陽高校周辺の自然 〜野鳥編〜


 おかやま山陽高校のある鴨方町は、文化施設、商業施設が充実しつつも、自然化今日にも恵まれた、まあ、言うなれば住みやすい田舎です。周辺には山、林、池などがふんだんにあり、自然の環境には事欠きません。
 いろいろな野鳥の姿も見られます。
 この周辺も、最近では休耕田が目立つようになり、そういう土地はセイタカアワダチソウヨウシュヤマゴボウが生い茂り、ちょっとした林のようになっています。
 この即席の林を利用して、最近ではヤマドリが子育てをしています。最初は驚きましたが、最近では、「ああ、がんばってんなあ」って感じで、お互い慣れたものです。
 で、今朝のことです。強風の中、おかやま山陽高校のすぐ西側の田んぼのあぜ道で、見慣れない鳥を見かけました。大きさはカラスくらい。最初はうずくまっていて、茶色っぽい体色が目に止まりました。ところが、一旦飛び立つと、羽は根元半分が真っ白、そして、先端半分が真っ黒という、非常に鮮やかな配色に様変わりします。そして、よく通る声で「ケケケケ」と鳴きます。
 カササギかな、と思って調べたのですが、羽の配色が逆のようで、どうも違うようです。顔つきや飛んでいる姿の印象からは、カモメやウミネコに似た感じも受けます。
 地元在住の先生に聞いてみると、名前はわからないが、毎年、この時期にこの畑につがいできているとのことでした。なるほど、すぐ近くにもう一羽います。おそらく、巣を掛けて、子育てをするのでしょう。
 この鳥、いったいなんなんでしょうね?私たちが知らないだけで、実はありきたりな鳥なのかも知れません。残念ながら、飛んでいる姿は撮れませんでした。