硬式野球部、地区予選一位突破、県大会へ
 本校の硬式野球部が、昨日のマスカット予備球場でのAブロック地区予選決勝戦で見事勝利をおさめ、県大会に出場権を獲得しました。相手は同じ私学のお仲間、興譲館高校さん。7回まで0対0と、お互いに粘りあった緊迫した試合でしたが、ヒットで出たランナーを犠牲打で生還させるという手堅い攻撃で1点を先取。9回にランナー1,2塁と追い込まれる瞬間もありましたが、見事逃げ切り、みごと勝利を収めました。
 当日登板したピッチャーのF君は、9イニングを投げきったのは今回が初めてとか。夏の大会に向けて、大きな自信になったのではないでしょうか。
 県大会は4月26日に抽選会があり、日程が決定されます。おそらく、連休中の試合になると思います。
 新生・おかやま山陽高校硬式野球部の第一歩、皆さまのあたたかい応援をお願いします。



FMラジオに出演しました。 〜チョーク公害追放計画〜

 本日、久しぶりにFMラジオに出演させてもらいました。DJの中さんから「センセ、明日の朝、枠あいてるんやけど、なんかしゃべらへん?」とお誘いをいただいたのが、昨日の夕方。迷うことなく、「行きますよ!」
 今回は7時50分からの枠で、おかやま山陽高校と二つの専門学校が提供している枠ではありませんでした。
 何をしゃべろうかなあ、と一晩思案した結果、以前、この番組でお世話になったモワウラ君の進路報告&応援のお礼と、今回、全教室の黒板をホワイトボードに変更した件について、お話することにしました。
 モワウラ君の進路については、以前、お伝えしたとおりです。重川材木店さんのブログやBBSでも、時々モワウラ君の消息についての問い合わせの書き込みがあるようで、一般の陸上ファンの方もご興味をもってくださっているようで、嬉しい限りです。
 ホワイトボードについては、「学校の先生の遺体を解剖してみたら、肺の中から大量のチョークの粉が出てきた」というアメリカン(?)ジョークを紹介しながら(あまりうけませんでしたが)、チョーク公害とその解決策としての全室ホワイトボード化を紹介しました。
 各ホームルーム(25教室)、特別教室、職員室など、合計50教室、実に108枚の黒板をホワイトボードに変更しました(108といえば、人間の煩悩の数ですね)。
 これから気温があがってくると、特に脂性で汗っかきの私など、1時間の授業を終えて職員室に戻ってハンカチで顔を拭くと、ハンカチがチョークの粉でまっ黄色になってしまうのです。生徒も、特に最前列に座っている子は、たいへんです。黒板を消す度、顔の前で下敷きをパタパタやって、チョークの粉から身を守ろうと必死です。
 ホワイトボードになった現在、おかやま山陽高校ではそのような光景は見られなくなりました。授業が終わっても、私も生徒も、顔は美しいままです。
 しかも、教室の前面が真っ白になったため、教室の雰囲気がとても明るくなりました。これも大きなメリットです。
 もちろん、いいことばかりではありません。まず、反射。今まで以上に、カーテンをこまめに開け閉めする必要があります。また、私たち教員も、まだマーカーでの板書に慣れていないため、字がうまくまとまりません。
 でも、これらは対策・改善が可能なことばかりです。なにより、健康にいい、チョーク公害のない教室、これが実現できたことはなによりでした。
 生放送を終え、一時間目の授業に間に合うように車を走らせながら、ラジオで番組の続きを聞いていたら、アシスタントの女性が、「今日来たおかやま山陽高校の副校長先生って」と話し始めました。「え?俺?何だ?」と聞き耳を立てると、笑いながら「あの人、もう半袖のシャツを着てましたねえ。元気ですねえ」。
 私の印象に残ったところは、そこだけですかそうですか。