備中県民局のみなさまから嬉しいお話
 先日の「あるある!備中探検隊」について、備中県民局の担当者の皆さんが、大成功のお礼ということで、本校においでくださいました。期間中、3日間で19,000人の動員を果たし、特に中日の土曜日は10,000人を越える人出で、これは2月の動員数としては開園以来、3番目の記録になるのだそうです。
 そんなご報告を伺いながら、とても嬉しかったお話。
 それは、米粉のお菓子も大好評だったのですが、それ以上に、お客さんだけでなく、周囲のイベントの関係者の皆さん間でも、おかやま山陽高校の生徒たちの評判が非常によかったと言うお話でした。
 我々教員にとっていちばん嬉しい瞬間、それは、やはり、おかやま山陽高校の生徒を誉めていただいた瞬間です。
 当日、現場におられたみなさんがおっしゃるには「感じのいい挨拶を、お客さんはもちろん、周りにいるイベントスタッフの人たちにも、漏れなくしてくれる。いまどき、珍しい、気持ちのいい高校生ですなあ」とのこと。中には「事前に特訓をしたのだろうか」とか、「挨拶が出来るような子だけを選んで連れてきたんだろうか」などという噂もでたとのことでした。
 もちろん、選んでいったわけでもなく、特訓もしたわけではありません。あえて言うならば、特訓と言うより、実際にサービスの世界で長く活躍していた調理科の加山先生の指導の賜物でしょうか。
 このような機会をいただいた結果、生徒たちは更に成長することができるのです。備中県民局のみなさん、倉敷チボリ公園のみなさん、本当によいチャンスをいただき、ありがとうございました。


チボリカー、おかやま山陽高校でレストア中!
 チボリネタが続きます。
 倉敷チボリ公園に、花車があるのをご存知ですか?真っ赤なクラッシックなヴァンで、満艦飾にバラの花(造花ですが)が飾られています。この車にはフォード社の2,000ccのエンジンが積まれており、チボリ公園開園時には東京(だったか大阪だったか)から高速道路を自走して岡山までやってきたのだそうです。
 最初はチュロスなんかを売るための屋台として活用されていたようです。しかし、だんだんと出番は少なくなり、その後は単なる花車として、装飾看板としての役目のみを果たすようになったのでした。そして、いつしかエンジンもさび付き、ついにはキーをひねってもかからなくなってしまったのだそうです。
 チボリ公園としては、忘れられていたこのフォードに再び命を吹き込もうと、メーカーに修理見積もりを出してみたのだそうです。しかし、目玉の飛び出るような、それこそ新車が充分買えるような額が提示され、メーカーでの修理はあきらめたのでした。
 そして、白刃の矢が立ったのが、おかやま山陽高校自動車科というわけでした。
 先日、「あるある!備中探検隊」の準備でチボリ公園にお邪魔した際、自動車科の先生たちに一緒に来ていただき、キャリーカーに積んで、この車を持って帰ってきました。
 相当古い車です。しかし、別名「ブレーキの壊れた自動車科」、相手にとって不足はありません。
 現在、この車の修理の見通しを立てるために、ボンネットを開けて調査中でありますが、現在のところ、再び走れるようになる日は意外と近いようです。(○桁の修理見積もりはいったいなんだったんだ?)
 レストアが完了した暁には、ふたたびチボリ公園内を走る雄姿が見られることと思います。そして、その時には車体には誇らしげに「おかやま山陽高校自動車科」の文字が躍っていることでしょう。乞うご期待!


予告です。
 山陽新聞の日曜版に「児童・生徒による日曜新聞」という連載があります。県内の賞・中・高校の生徒が、自分たちの学校を紙面で紹介するための編集作業を行うことを通じて、新聞について学ぶという趣旨で行われ、もうずいぶんになります。
 おかやま山陽高校は5年前に1度、出していただきました。そして、今回、再び、おかやま山陽高校の生徒たちに編集、掲載のお話をいただきました。
 今回の紙面は、先日承認された新生徒会役員の諸君が担当します。3月4日に山陽新分散の本社にお邪魔し、最終的な紙面の構成を終える予定です。
 紙面掲載は3月5日の日曜日の予定です。山陽新聞を購読されている方は、お楽しみに。