川埜龍三先生の出演される「AU 岡山デザインプロジェクト」の放映、いよいよ今夜です。




音楽コース ピアノ最終試験

 2月8日のお昼前、音楽コース主任の中桐先生から内線電話。
 「これから音楽コース3年生のピアノの授業の最終試験をするんですが、聴きに来ませんか?」
 音楽コースの生徒は全員、ピアノの授業を受けています。経験者も未経験者も、3年間みっちりと、専門の先生方からレッスンをしていただきます。
 この試験はその集大成、卒業試験とも言えるものです。
 生石ホールに入ると、全員、緊張して座っています。
 松本先生の挨拶で最終試験はスタートします。ステージ中央に設置されたグランドピアノを使って、課題曲(それぞれ違う曲です)を演奏します。
 遠めに見ても、方に力が入っているのがわかる人もいます。他方、リラックスして、うっとりするような旋律を見事に弾きあげる人もいます。
 この試験で60点以上の点をもらえないと、卒業が認定されないのですから、生徒たちは必至です。
 最後、採点者でもあるピアノの先生方からのご講評を頂きます。
 まず、高見先生。「聴いている人がみんな味方ではないということを覚えておきなさい。」素人には、少し意味不明ですが、生徒たちは頷いていました。
 続いて、有田先生。「3年間、こんなに努力した生徒はどの学校でも見たことがない。本当によく頑張りました。」これには涙する生徒も。
 最後に、中桐先生。「お前ら、去年の今ごろ、これくらいに上達しとけ!遅いわ!」文字にするときつく聞こえるかもしれませんが、独特の温かい口調で、生徒たちはニコニコしながら聞いています。
 これからそれぞれの道に進む3年生たちですが、ピアノが弾けるということは、まさに一生の宝。もちろん、仕事で生かす人もいるでしょう。そうでない人も、友人が集まった席で一曲披露すれば、たちまち周囲の見る目が変わるのがピアノです。
 余談ですが、同じような技能に、お点前(お茶席)での作法、テーブルマナー、ゴルフの基礎などがあります。これらのどれも習得することができるおかやま山陽高校はなんとすばらしい学校でしょう!などと内輪誉めをしつつ、おしまい。


参考:
おかやま山陽高校音楽コースのページ
http://www.okayama-sanyo-hs.ed.jp/~ongaku/subjects_ongaku.html

おかやま山陽高校吹奏楽部を応援するページ」
http://www.rak2.jp/town/user/okayama_sanyo/