卒業生の大活躍はやはりうれしいもの 〜諸見里、上原両選手にサンキュー&ピース!〜

 新聞やTVでご存知の通り、本校卒業生のプロゴルファー、諸見里しのぶ選手と上原彩子選手が、オーストラリア・ゴールドコーストを舞台に開催されたANZレディース・マスターズで、すばらしい活躍を見せてくれました。
 スコアは、最終日が終わって、諸見里しのぶ選手は通算4アンダーの284で25位、上原彩子選手は290で54位でした。ちなみに、諸見里選手の目標でありライバルでもある宮里藍選手は通算1オーバー、289で49位でした。諸見里選手は日本人では最高位をマークし、今後への励みになったのではないでしょうか。
 諸見里選手が何よりすばらしいのは、試合後のインタビューでの態度、話し方が、いつまでもおかやま山陽高校にいた頃のまま、本当にきちんとしていることです。今後も華やかな世界に住むことになりますが、世間に擦れることなく、いつまでも変わらないままでいて欲しいと願っています。
 そして、上原選手。
 彼女はいわば癒し系で、相変わらずのベビーフェイスです。彼女がしゃべると、周囲が自然とホンワカした雰囲気になります。年末のバラエティー番組でも、ボケキャラとしてダウンタウンの浜ちゃんに突っ込まれてました。
 実際の彼女は、ことゴルフに関してはドが付くほどの真面目人間で、特に自分自身に対して厳しいタイプなのですが、そのギャップがまた面白いのですかね。
 今年は2名の選手たちにとって、飛躍の年になることを、岡山の地から祈っています。


在校生も頑張っています 〜吹奏楽部アンサンブル全国大会出場にもサンキュー&ピース!〜

 先日行われたアンサンブルコンテスト中国地区予選退会で、おかやま山陽高校吹奏楽部は、打楽器四重奏で見事、全国大会出場権を獲得しました。中国地区からは36チームがエントリーしますが、全国大会に出場できるのはそのうち2チームのみという熾烈な戦いを勝ち抜いたわけです。
 アンサンブルコンテストは、吹奏楽コンテストに比べると地味なイメージがありますが、実際は、楽器の数が少ない分、ほんの少しのリズムの乱れや音程の外れが演奏全体の印象、すなわち評価に大きく作用するのです。そういう意味で、アンサンブルは非常にデリケートな種目といえるでしょう。
 ちなみに、おかやま山陽高校からエントリーしたもう一つのチーム、金管八重奏も金賞を受賞しましたが、惜しくも点数で次点となりました。それでもよくやりました。
 今年、吹奏楽部はアメリカ演奏旅行に行った関係で、定期演奏会も日程が前倒しになり、後半のスケジュールがかなり緊密になっていました。そのため、アンサンブルの練習期間も充分には取れず、岡山県の予選大会では決して手放しで満足できる演奏ではなかったとも聞いております。しかし、『おかやま山陽高校は中国大会までには完璧に仕上げてくるだろう』との下馬評どおり、今回、このような成績を残してくれました。
 今年の全国大会は3月21日に岩手県盛岡市で行われます。
 どんな結果を持って帰ってきてくれるか、今から楽しみです。