調理科3年、修学旅行、予定通り出発!

 お見送りに行くはずだったのですが、3分の差で、バスが出た後でした。無念。



ル・フチュール in あるある備中探検隊!

 備中県民局という組織があります。以前は地方振興局と言っていたところです。
 この備中県民局主催で、このたび、倉敷チボリ公園を会場に「あるある!備中探検隊」というイベントが開催されます。テーマは『備中文化の創造と交流』で、備中地域をテーマにいろいろな催しが開かれます。
 このイベントに、実は、おかやま山陽高校の調理科が参加するのです。
昨年の12月のことでしたか、備中県民局の方から、「このたび、岡山県産の米粉(お米を粉末にしたもの)を活用したメニューの開発をするのですが、おかやま山陽高校の調理科で協力してもらえないでしょうか」とお声をかけていただきました。
 こういうオモシロそうなことは大好きなおかやま山陽高校ですから、内容もろくに確認せず、「やりましょう、やりましょう!」と桃太朗さんの猿のように手を挙げたのでした。
今回、おかやま山陽高校調理科に与えられたミッションは『岡山県産の米粉を使ったデザート(スイーツ)の開発』でした。始めてみると、これがなかなか難しい。
 ご存知の方もおられるように、米粉を使ったスイーツとしては、ロールケーキなどが既に市販されています。あまりにありきたりでは面白くありません。かといって、特殊な製法は高校生では無理ですし、なにより多くの人が食べて美味しいと思える味にしなければなりません。
 相談の段階で、いくつか案を出してみたのですが、驚いたことに、ことごとく、県民局の担当者の方から『実はそれは一度試してみてましてね・・・』と返されてしまいました。間違いなく、この人たち、本気です。まさに、「『本気』と書いて『マジ』と読む」ってやつです。
 1月中の月曜と木曜の放課後、ル・フチュ―ルメンバーに料理研究部のメンバーが合流して、試作・試食会を何度か行い、検討に検討を重ねました。生徒たちの発想が柔軟なのには、正直、驚きました。担当の三宅ナ先生と加山先生のもと、ル・フチュールの生徒たちと頭をひねって出来上がったメニュー。それは、まだ内緒です。
 とりあえず、持ち帰り用のクッキーとマフィンはマイスター講師・上村弘士先生のレシピにより完成しています。残るは、当日、イートインのお客様にお出しするプレートメニューです。
 実は本日、2月2日の放課後、完成したプレートメニューの試食会を、備中県民局の方をお招きして行います。もしそこでGo!サインが出れば、晴れてチボリに持っていけることになります。
 ちなみに、チボリ公園での販売・サービスの日程は、平成18年2月24日(金)、25日(土)、26日(日)の3日間です。ぜひお越しください。


あるある!備中探検隊公式HP
http://www.pref.okayama.jp/bichu/tivoli1.html