sanyomomotaro2006-01-21

県外入試、無事終了
 1月20日おかやま山陽高校を会場に県外受験生対象の入試が行われました。
 この日は予想最高気温が5度との予想で、まさに大寒にふさわしい冷え込みでした。もし電車が止まるなど、予想外のトラブルがあってはいけないということで、おかやま山陽高校の管理職の先生たちは6時半から出勤し、万が一の事態に備えていました。しかし、そのような心配が現実になることはありませんでした。
 他方では、各中学校の引率の先生方が、出校してくる受験生たちを朝早くから本校の校門付近で待ち構えておられました。本当にお疲れ様です。
 入試は特にトラブルもなく、順調に終了しました。心配されていたインフルエンザや風邪で保健室受験を希望する生徒の数も想定の範囲内で収まりました。
 最後になりましたが、各クラスを代表して入試のお手伝いに出校してくれたおかやま山陽高校の生徒諸君、寒い中、本当にお疲れ様でした。おかげで、県外入試はつつがなく終了しました。みんなの後輩になるかもしれない受験生たちの緊張した初々しい顔を見て、1,2年前の自分たちの時の気持ちを改めて思い出したのではないでしょうか。


冬のエコ ハクキンカイロ
 こういうところで特定の商品の名前を出すのが適切かどうか、悩むところではありますが、それでもご紹介したい、ハクキンカイロ
 いまや、カイロといえば使い捨てカイロが当たり前の世の中に、80年前からほとんどその姿を変えることなく、ひっそりと、しかし、根強いファンからの熱烈な支持のもと生き続けてきた、偉大なる日本の発明品。それが、ハクキンカイロです。
 私も数年前から、ふたたび愛用し始めました。ホームセンターでたまたま出会ったのがきっかけです。今から20年少し前、私たちが高校生の頃、カイロといえばハクキンカイロでした。しかし、突然のホカ○ンやホッ○イロの出現により、あっという間に冬の王座を奪われてしまいました。
 まずは手にとって見てください。プレス加工による本体。材質はピュ―ター風、実際はステンレスでしょうか。銀色に輝いて、とにかく美しい。見た目は巨大なジッポーライターといったところでしょうか。ハクキンカイロの公式HPを見ると、80年前から、ほとんど形も構造も変わっていないことがわかります。それだけ完成度が高いということでしょう。
 そして、本当に温かい。使い捨てカイロの13倍の熱量を持つということなので、当たり前なのかもしれませんが、なにより本当の火が燃えているというのがいいじゃないですか。
 燃料はベンジン。1回の補充で12時間から24時間、熱を発し続けます。燃料を補給して、マッチやライターで火をつける(最近は着荷装置組み込み型もあります、念のため)。そこがちょっと不便。でも、それがまた味わい深いのですよ。
 最後に、ハクキンカイロについて、現代で最も評価されるべきなのは、環境にやさしいと言うことではないでしょうか。まず壊れることがないから、長く使える。そして、ゴミが出ない。まさに、冬のエコ。
 唯一の欠点は、初期投資費用が多少かかること。でも、たかが2500円程度。ランニングコストと抜群の温かさを考えれば、十分、納得できます。
 手にとって眺めたり、いじったりしていると、ハクキンカイロジッポーライターに形や構造だけでなく、歴史や存在意義すべてにおいて似ているような気がしてきました。開発された段階においてすでに完成度が高く、ほとんどモデルチェンジする必要もなく、現代に至る。
 ネットで検索してみると、製造している会社の公式HP以外に、「ハクキンカイロ非公式ファンサイト」なるものまであります。やはり、惹きつけられる人がいるのでしょう。
 このようにお勧めづくめのハクキンカイロですが、もし、生徒諸君で使ってみたいと言う人がいたら、一点だけご注意を。ぜひ、着火装置つきのタイプにしてください。(理由は言わなくてもわかりますよね?「李下に冠を整さず」です。)

ハクキン公式HP
http://www.hakukin.co.jp/top/