冬日

 約1ヶ月のご無沙汰であります。
 12月は師走というだけのことはあって、まさに「バタバタ」し通しで、ブログの書き込みをままならない日々を過ごしておりました。
 ここで、12月中の出来事をざっと振り返ってみたいと思います。個人的な要素が強くなる点については、どうかご勘弁を。



12月8日
 期末考査終了。心配していた○君と□君と△さんが、赤点でなくてほっとすると同時に、☆君と@さんが、あれだけ予習プリントでサービスしたのに、応えてくれなくて落ち込む。

12月10日
 本校同窓会の一組織である「山陽会」にご招待いただく。「山陽会」は本校OB・OGの中で、地方公務員になった方々がメンバーである組織。多くの先輩方から「いつも応援しとるけん、がんばんねえよ」と言われ、勇気が出る。と同時に、「最近、なかなか後輩が(県・市・町・村職員として)入ってこんなあ」と言われ、もっと頑張らなければ、と決意を新たにする。

12月11日
 明日出発のシアトル演奏旅行に持っていくお土産を買いに、倉敷へ。ガーフィールド高校、インターレイク高校、そして、ワシントン大学への贈り物と、現地でお世話になるコーディネーターやボランティアの方へのもの。最近は日本ブームで、アメリカの人々も日本の文化に詳しくなり、コテコテの純和風グッズは却って喜ばれないとか。が、結局、備前焼大原美術館の版画レプリカ、手鏡など、コテコテになってしまう。

12月12日
 シアトルへ出発。詳しい様子は、本校HPの平成17年度修学旅行現地レポートのコーナーをご参照ください。毎晩、3時間くらいかかってその日の様子をアップ。おかげで団長でありながら、朝食に遅刻したことも何度か。反省。21日、無事帰国。

12月22日
 第2学期終業式。朝から吹雪、吹雪、氷の世界!机上にたまった書類整理。午後は金光町福祉施設「あお空」さんへ、ル・フチュールの生徒が焼いたクリスマスケーキをお届けに。ちなみに、「あお空」には本校調理科卒業生のEさんが栄養士として勤務。

12月23日
 今年、料理研究部の生徒たちがクリスマス用のローストチキンの製造・販売に初挑戦。この日はその一部を、倉敷市玉島にある「玉島学園」さんにお届け。ここでは、いろいろな事情で家庭を離れた子どもたちが共同で生活している。あわせてル・フチュールの生徒に手によるクリスマスケーキも。後日、その日の写真と「おいしかったです」とのお礼状を頂きました。

12月24日
 午前中、土木科の修学旅行の説明会。今のところ、予定通り中国を訪問する予定。念のため、外務省のHPで渡航安全情報をチェック。
 同時に、この日は料理研究部のローストチキンの引渡し日。一羽2,200円、50羽限定で予約を受け付けたところ、完売御礼。お買い上げ下さったみなさん、本当にありがとうございました。味は上々。特に胸の肉が軟らかくジューシーに仕上がっていて、びっくり。こんな美味しいローストチキンは正直、初めて。光熱費・人件費抜きで原価が1,500円もかかっているのだから、当然。でも、一番のスパイスは生徒たちの「一生懸命」。

12月25日
 広島県民文化センター福山で吹奏楽部のアメリカ凱旋コンサート。ゲストはユーフォニアム奏者の牛上先生。500席のホールが90%以上埋まっている。クリスマス当日のコンサートとしては上々出来でしょう。演奏はアメリカで何度も聞いた曲ばかり。すでに懐かしく感じるのが面白い。「中国の不思議な役人」フルバージョン(演奏時間18分)は最高の出来でした。

12月26日
 今年の3年生卒業特別講座にお招きするスペシャルゲストの講師と打ち合わせ。面白いお話がきたいできそう。講師がどなたかは当日のお楽しみ。乞うご期待。

12月27日
 第3回全国高校生ゼロハンカーレース大会inみろくの里おかやま山陽高校が主管校として始まり、はや3年目。9校、19台が参加し、大盛況。おかやま山陽高校の自動車整備部の保護者の皆様方、温かい差し入れをありがとうございました。インスタント味噌汁があんなに美味しく思えたのは生れてこの方、初めての経験でした。心まで温まりました。おかやま山陽高校は1台が「24分耐久レース」(笑)部門で3位入賞。主管校でありながら、初めて順位が付きました。感涙。自動車科の先生方や自動車整備部の生諸君が前夜から泊り込んで準備をしてくれた甲斐があったと言うもの。

1月5日
 第19回桃太郎練成空手大会in桃太郎アリーナ。国体のために整備されたアリーナだが、まさにこの大会のために誂えたかのような絶妙のネーミング。今年は全国から96校1,600名が参加。19年前、おかやま山陽高校が主催校となり、本校を会場に、体育館に貸し布団で泊まりこんでのまさに手弁当で始まったこの大会。ここでの成績が選抜での勝敗を占う、との定評により、空手道四大大会の一つに数えられるまでに成長。今年はオーストラリアから本校と縁の深い金谷先生が生徒1名を連れてご参加下さり、国際大会に。初日の成績は、おかやま山陽高校は女子団体が3位と健闘。男子は惜しくも8位。
 この日、開会式で入場行進曲他を演奏してくれた吹奏楽部の生徒たちは、朝5時起きで会場へ。3年生にとっては、ここでの演奏が高校生活最後の演奏に。お疲れ様でした。

1月6日
 桃太郎1年生大会。おかやま山陽高校は男子が決勝戦まで勝ち進んだものの、惜敗。2位に。個人は3位と検討。よく頑張りました。
 最後になりましたが、空手道部の保護者のみなさま、受付やお茶係でのご協力ありがとございました。
 現在、この大会は岡山県教育委員会の主催となっていますが、本校関係者を始めとする、初期からのいわゆる「立ち上げメンバー」の皆様のご協力により成り立っています。みなさん、本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。



 以上のようなわけで、今年は良いことも不名誉なことも様々だったおかやま山陽高校も、一応、年を越しました。
 新年は、何の年になるでしょう?
 「ハッ」と我に返る年。自らを見つめる年。足元を踏み固める年。帯びを締め直す年。「なにくそ」と奥歯をかみ締める年。全力投球の年。そして、飛躍の年へ...。
今年も倍旧のご指導、ご鞭撻、そして、ご支援を賜りたく、お願い申し上げます。