マイスターフェアin福山ポートプラザ
 今年も福山ポートプラザに行って参りました。
 11月12日と13日の週末の二日間。おりしもハピータウンさんでは5倍ポイントセール。舞台装置は完璧です。
 フェアの内容は、チボリでのフェアとほぼ同等ですが、多少、展示内容をスケールダウンしました。これは、展示場所が限られるため、仕方がなかったのです。
 それから、12日と13日とで内容を少し変えてみました。12日は、吹奏楽のコンサートをメインに据え、お茶席と名刺製作コーナー、そして、コンサートの幕間の客席を使って、スポーツチャンバラ体験コーナー。13日は、お茶席、レザークラフト体験コーナー、トンボ玉体験コーナー、そして、鳥人間講座によるストロー飛行機製作教室です。
 12日は、すぐとなりのリーデンローズ広島県吹奏楽のフェスがあったため、そのお客さんがけっこう流れてきました。大出血サービスの3ステージ体制で臨んだのですが、その甲斐がありました。観客数は、1回目のステージは目算で300名、2回目、3回目は350名から400名といったところでしょうか。ステージ前の椅子の並べ方を工夫すれば500名までは入れそうです。これは来年への課題です。演奏については、何も言うことはないでしょう。いつもながらの、すばらしい演奏でした。
 お茶席と名刺コーナーも盛況でした。特にお茶席は、150名分の和菓子を用意していたのですが、買い足しする羽目になり、結局初日だけで210名のお客様がこられました。
 コンサートが始まる前と終了後、吹奏楽部の生徒たちは「演奏をさせていただくんだから」と、会場をきれいに清掃してくれました。この気持ちが嬉しいですね。ハピータウンのマネージャーのDさんも、「今年も元気をもらいました」と言ってくださいました。

 二日目、午前中のレザークラフト、正午からの飛行機、午後1時からのトンボ玉、いずれも盛況でした。とくにトンボ玉は、列が出来るほどの大盛況でした。
例年は、これらのサービスはほぼ同時刻に開始していたのですが、今回は試験的に、開始時刻をずらしてみました。どの時間帯にこられても、何らかのサービスをお楽しみいただきたいという気持ちからです。
しかし、これは結果的に戦略ミスだったようです。レザークラフトは、午前中にお願いしたのですが、例年に比べて、お客さんのペースが遅かったようです。やはり、ショッピングモールの来客数は、お昼からが勝負なのですね。これも次回への反省課題です。
二日目は、お茶席は更に増えて、300名のお客様がこられました。茶道部の生徒諸君、お疲れ様でした。また、この日は福山市のハロータックスフェスタが中央のステージで行われていたので、小学生やその親御さんの来場が多かったようでした。そのせいか、ストロー飛行機製作教室にも多くの子どもたちが来てくれました。
展示で人気があったのは、やはり水陸両用車とゼロハンカーでした。とくに子どもたちは乗ってハンドルを動かすのが楽しいようでした。
また、意外なところで、旋盤や溶接の作品に、どうもプロと思われる大人のお客さんが興味をもたれたようで、熱心に質問をされていました。
そして、「指圧でハッピー!」の映像を流している前では、小さな子どもが一緒に踊っている姿が見られ、ほほえましいことこの上なし、でした。「指圧でハッピー!」のビデオは、まもなく発売予定です。
今回のマイスターフェアも、大成功といえる結果で終わることが出来ました。フェアをやってみて、一つ気づいたことがあります。それは、お客さんの喜ぶ顔を見ることは、単純に嬉しいということです。もちろん、見も蓋もない言い方になりますが、マイスターフェアの実施目的は、学校のPRです。でも、お客さんや、ハピータウンさん、たまたま会場がかぶってしまった他のイベントの主催者に皆さん、いろんな人と「お互いにいい時間が過ごせましたね」と笑顔で手を振って別れる瞬間が、こういうイベントの醍醐味なのではないでしょうか。まさに『Win - Win』の関係が成立したときにしか得られないカタルシスです。
最後になりましたが、今回のフェア成功の最大の立役者は、自動車整備部の部員諸君と、普通科1年C組の生徒生徒諸君です。会場設営と撤収の際は、遅い時間まで空きっ腹を抱えて、本当によく頑張ってくれました。それから、応援に駆けつけてくださった保護者の皆さま、本校卒業生のみなさん、ありがとうございました。
マイスターフェアin福山ポートプラザも、今後、恒例のイベントにしたいと考えています。乞うご期待!