sanyomomotaro2005-09-16

「指圧でハッピー!」ビデオ収録裏話
 ついにおかやま山陽高校にRococo(ロココ)がやってきました。目的は「指圧でハッピー!」のビデオ収録です。
 この「指圧でハッピー!」、本校の吹奏楽部顧問の中桐実先生が作曲、指圧師の加藤博久先生が作詞した、リハビリやレクリエーションを目的とした体操ソングです。すでに笠岡ケーブルテレビでは番組として放映されており、地元を中心にじわじわと人気が上昇中です。
 今回の収録は、この「指圧でハッピー!」をもっと多くの方々に気軽に楽しんでいただこうと、おかやま山陽高校ロココの所属事務所Take One、そして、マイスター講師として本校に来てくださっている(有)インターネットサービスの中川秀彦先生がチームを組んで、ビデオパッケージとして発売するためのものです。
 前日夜から福山に泊まっていたロココさんたちが、朝一番でFM福山の中川さんの番組(Go Go ビビンゴ!)に出演したあと、おかやま山陽高校に到着。早速、収録場所である生石ホールにご案内しました。
 生石ホールに入ったロココさんたちは、「すごく音響がいい!」と感心し、いきなり故・美空ひばりさんの名曲、「りんご追分」を歌い始めました。当然、伴奏もマイクも無し、それなのに、二人のすばらしいハーモニーが生石ホールの隅々まで、朗々と響き渡ります。聴き惚れているうちに、ゾゾゾ〜ッと、文字通り背筋が震えるような感動が襲ってきました。観客は中桐先生と自分の二人だけ。なんとも、贅沢です。まさに、役得、役得。
 プロの歌唱力のすごさに改めて感動しました。これからは身の程をわきまえて、カラオケは控えめに歌いたいと思います。いやー、音楽って、ほんっとに、いいもんですねえ!
 それ以上にすばらしかったのが、ロココの二人が、本当に気持ちよさそうに歌っていて、彼女たちが歌うことが心底、好きなんだということがありありと見て取れたこと。話をしていても、裏表のない、誠実な人柄が伝わってきます。ますますファンになりました。
 そうこうしているうちに、吹奏楽部の3年生の代表4名が駆けつけました。カメラリハーサルも兼ねて、みんなにステージに上がってもらったのですが、その時にもう一度、ロココさんたちが「りんご追分」を歌ってくれました。吹奏楽部の生徒たちも目を丸くして、ただただ聴き惚れるばかりです。
 リハーサルも順調に終わり、お昼の休憩を挟んで、本番収録です。作詞の加藤先生も駆けつけて下さいました。ディレクター役の中川先生、カメラ兼照明兼器材担当の高山先生も揃い、「準備オッケイ、ラッケイしよう」。
 取材に来られたのは、以前からこの「指圧でハッピー!」を気に入って下さり、番組で何度も流してくださっているRSKラジオのパーソナリティーのKさん、山陽新聞社さん、朝日新聞社さん、そして、RNC西日本放送さん(順不同)。みなさん、この曲を気に入ってくださったようです。
 吹奏楽部の3年生たちはみんな、いい意味で目立ちたがり屋ばかりです。15名のメンバーが、バージョンごとに入れ替わり立ち代り、ロココさんたちのバックを務めます。
 ちなみに、今回収録したのは、「オリジナル」、高齢者の方でも踊りやすく動きを簡素化した「スロー」、子どもたちに踊ってもらうことを目的にした「わんぱく(仮称)」の3バージョンです。
 吹奏楽の部員たちは、自分たちが振付を考えただけあり、踊りは完璧。ロココさんたちも、表情豊かに、明るく、楽しく踊ってくれて、さすがプロです。
 終了予定時間だった午後3時には、無事収録が終わりました。
 ロココさんたちは、リハーサルや着替え、メイク、そして取材などで忙しく、お昼を食べる時間がなかったので、ここで遅すぎるお昼ごはんです。お昼を食べていただきながら、事務所のK社長さんと今後の編集、そして発売に向けての日程を打ち合わせました。
 発売予定は10月下旬。おかやま山陽高校が販売窓口になるのは少し難しそうなので、Take Oneさんと(有)インターネットサービスさんに、それぞれ一般対象の小売と各地のケーブルテレビへの番組販売をお願いすることになりそうです。
 みなさんも、「指圧でハッピー!」を覚えて、歌って、踊って、腰痛、肩こりを治してください。なお、「指圧でハッピー!」のCDは、現在、おかやま山陽高校の事務室を窓口に絶賛販売中です。ご希望の方はおかやま山陽高校までお越しください(通信販売は行っておりません)。定価は1,000円です。