第42回全日本吹奏楽コンクール中国大会速報!
 8月28日(日)、島根県松江市で第42回全日本吹奏楽コンクール中国大会が開催されました。本校も岡山県代表の4校の一つとして、参加しました。
 当日は吹奏楽の保護者会の皆さんが応援バスをチャーターされたので、それに便乗させていただき、応援に行ってまいりました。
 会場に着いたのは12時過ぎ。すでにコンクールは始まっています。松江名物のそばを手繰って腹ごしらえした後、おもむろに会場入り。
 おかやま山陽高校吹奏楽部のファンになってはや9年目、最初は吹奏楽の演奏を聴いても上手いのかどうなのか、まったく判断できなかったのですが、ここ数年、自分でも「なんか耳が肥えてきたなあ」と思えるようになっていました。ところが、今回、久しぶりに聴いたせいか、どうも違いが良くわからない。それでも、午後の部10校の演奏を聴いているうちに耳が慣れてきたのか、だんだんと楽しみながら演奏の良し悪しが判断できるようになってきました。
 それでも、自分のところの演奏というものは、聴きたい気持ちとできれば会場の外で待っていたい気持ちとが相半ばするものです。おかやま山陽高校吹奏楽部の演奏はいわゆるトリでした。だんだんと出場時間が近づいてきます。
 いよいよ、おかやま山陽高校の演奏が始まりました。
まずは課題曲。マーチなのですが、強弱がはっきりとした、余裕を感じさせる演奏。ピッコロのソロは音色がやわらかく、摩擦音がまったく聴こえない秀逸な出来栄えでした。
 続いて自由曲、「中国の不思議な役人」。こんな高度なのによくも挑戦しようという気になった、と思えるような曲です。不協和音が組み合わされた、一歩間違えれば大変なことになりそうな導入部からスタート。揺らぎない、自信に満ちているように聴こえる演奏でした。金管がよく響いていました。個人的に好きだったのは二本のトロンボーンが掛け合いをする部分。グルーヴ感が最高で、まさに陶酔させられました。
 演奏終了後の拍手は、午後の部では一番長かったように思いました。応援の保護者や卒業生の皆さんと、感想を言い合いたいところですが、どうにも言葉になりません。少なくとも、午後の部ではずば抜けていたように思えましたが、こればかりはなんとも言えません。
 写真撮影の後、結果発表。まずは審査結果。各校に「ゴールド金賞」、「銀賞」、「銅賞」が申し渡されます。おかやま山陽高校はトリなので、発表もいちばん後です。思ったとおり、「ゴールド金賞」を頂くことが出来ました。
続いて、全国大会への出場権獲得校の発表です。中国地区からは3校が全国大会に出場できます。これもエントリー順に発表されます。金賞をとったのは8校。その中でトップ3に入れるかどうかです。ここが一番緊張する瞬間です。
 まずは、同じ岡山県のある高校の名前が読み上げられました。歓喜する同校の生徒たち。続いて、広島県のある高校の名前が読み上げられました。ここの生徒たちも狂喜乱舞。
ここで、プログラムを見直すと、この学校はうちの3番前のエントリーでした。そして、あと残っている高校の中で金賞を受賞しているのはおかやま山陽高校だけです。
 つまり、この時点でおかやま山陽高校の全国大会出場はわかってしまったのでした。そこで、喜ぼうかとも思ったのですが、なんとなくタイミングを逃し、さらに発表を待ちます。そして、無事、「3校目はおかやま山陽高校!」のコール。歓声をあげるおかやま山陽高校の生徒たち。会場からも惜しみない拍手が贈られます。
 このようなわけで、中国大会は喜びのうちに幕を閉じました。帰りのバスの中から夕日に照らされる宍道湖を眺めたのですが、本当に美しく輝いて見えました。
 特に今年は、一昨年の3年連続全国出場達成のあと、規程による1年間のお休みが明けての大会でした。一番嬉しかったのは、やはり3年生でしょう。部員の半数が新入生というなかで、先輩として本当によく頑張ったと思います。もちろん。1,2年生もすばらしかった。来年、再来年も充分すぎるほど期待できます。
 次は10月2日に名古屋で行われる全国大会(今年は普門館から移動しました)。ここが最後の大勝負です。
 吹奏楽部の保護者会の皆様にはたいへんお世話になりました。やはり、保護者の皆さんのご協力あってこそ、子供たちも実力を最大限発揮できるし、また、学校も迷いなく指導が出来るというものです。最強の応援団だと思います。



犬の十戒 (犬の飼い主のための十戒) 【作者不詳】
The Ten Commandments of Dog Ownership


1. My life is likely to last ten to fifteen years. Any separation from you will
be painful for me. Remember that before you buy me.

 私の一生は10〜15年くらいしかありません。ほんのわずかな時間でも貴方と離れていることは辛いのです。私のことを買う(飼う)前にどうかそのことを考えて下さい。


2. Give me time to understand what you want of me.

 私が「貴方が私に望んでいること」を理解できるようになるまで時間を与えてください。


3. Place your trust in me. It's crucial to my well-being.

 私を信頼して下さい。それだけで私は幸せなのです。


4. Don't be angry at me for long and don't lock me up as punishment. You have
your work, your entertainment and your friends. I have only you.

 私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。貴方には仕事や楽しみがありますし、友達だっているでしょう。でも...私には貴方だけしかいないのです。


5. Talk to me sometimes. Even if I don't understand your words, I understand your
voice when its speaking to me.

 時には私に話しかけて下さい たとえ貴方の言葉を理解できなくても、私に話しかけている貴方の声で理解しています。


6. Be aware that however you treat me, I'll never forget it.

 貴方がどのように私を扱っても私がそれを忘れないだろうということに気づいてください。


7. Remember before you hit me that I have teeth that could easily crush the bones
of your hand but that I choose not to bite you.

 私を叩く前に思い出して下さい。私には貴方の手の骨を簡単に噛み砕くことができる歯があるけれど私は貴方を噛まないように決めている事を。


8. Before you scold me for being uncooperative, obstinate or lazy, ask yourself
if something might be bothering me. Perhaps I'm not getting the right food, or
I've been out in the sun too long, or my heart is getting old and weak.

 言うことをきかない、頑固だ、怠け者だとしかる前に私がそうなる原因が何かないかと貴方自身に問い掛けてみて下さい。適切な食餌をあげなかったのでは?日中太陽が 照りつけている外に長時間放置していたのかも?心臓が年をとるにつれて弱ってはいないだろうか?


9. Take care of me when I get old; you, too, will grow old.

 私が年をとってもどうか世話をして下さい 貴方も同じように年をとるのです。


10. Go with me on difficult journeys. Never say, "I can't bear to watch it,
or, "Let it happen in my absence." Everything is easier for me if you are
there. Remember, I love you.

 最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送って下さい 「見ているのが辛いから」とか「私の居ないところで逝かせてあげて」なんて 言わないで欲しいのです。貴方が側にいてくれるだけで、私にはどんなことでも安らかに受け入れられます。そして......どうか忘れないで下さい 私が貴方を愛していることを。


 上の文章は、「犬の十戒」として、主にネット上で流布されている文章です。有名な「世界がもし100人の村だったら」と同じように、海外で作られたものが、作者不詳のままメールやネットで流布し、その過程で加筆修正が加えられつつ、今の形になったもののようです。
 いわばチェーンメールの一種なのですが、犬を飼っている人間が読むと、思わず自分を振り返ってしまうような説得力があります。ネットやメールの利用に関しては、最近、良くない面が話題になりがちですが、このようにいい意味で人を啓発するチェーンメールもあるのです。
 この文章を紹介しているサイトには必ず、「コピーして出来るだけたくさんの人に読んでもらってください」との一文が添えられています。
 この文章を読むたび、うちの駄犬の情けない顔がいとおしく見えてきます。