第2回オープンスクール

8月20日(土)、おかやま山陽高校では第2回のオープンスクールが行われました。今回は、近隣の中学校の3年生を中心に、336名の参加者がありました。当初の参加予定者は300名程度のはずだったのですが、当日飛び入り参加の方が多く来られ、「配布資料が足りない!」と、嬉しい悲鳴でした。
この日は比較的気温が低く、太陽も雲に隠れていたため、キャンパスツアーの移動の途中も比較的楽だったようです。
今回のオープンスクールのあと、10月15日(土)に体験入学会があります。学校全体を見ていただくオープンスクールと異なり、体験入学会では自分が入学を希望する学科・コースを一つ選んでいただき、そこでの実習や、より具体的な説明に参加していただきます。
おかやま山陽高校は、9つの学校が一箇所に集まったような、ちょっと変わった高校です。それぞれの学科・コースでの高校3年間の生活は、お互いにまったく違ったものになります。
言い換えれば、おかやま山陽高校は、万人向けの高校ではないかもしれません。それぞれの学科・コースは、ある程度限定された進路希望に対応しています。そのかわり、その進路に向けて、最大限の指導と援助を約束しています。
「学校選びに失敗してしまった!」と後になって後悔することがないように、中学3年生諸君は、いろんな学校のオープンスクール・体験入学に参加されることをお勧めします。その中で、「やはりおかやま山陽高校で3年間勉強したい!」と思った人、ぜひともおかやま山陽高校を受験してください。
オープンスクールの最初の校長先生の話の中で、次のようなものがありました。
おかやま山陽高校では、中学校までの成績の良し悪しは、一回、リセットされます。調理にしても、自動車にしても、公務員にしても、中学校までにはなかった専門的な授業が、高校生活の中心となるからです。その上で、全員がもう一度、同じスタートラインに立って、自分が選んだ将来の道に向かって、最大限の努力をすることができます。」
おかやま山陽高校での3年間は、皆さんの将来に向けての最短コースを約束します。ぜひとも、10月15日の体験に入学に参加して、この点を確認して欲しいと願っています。



全国手作りゼロハンカーレース@甲山
 8月21日(日)、広島県世羅町にある甲山という場所で、今年も全国手作りゼロハンカーレースが開催されました。
 おかやま山陽高校の自動車科は、数年前からこのレースに参加しています。
 ゼロハンカーとは、原動機付自転車(いわゆる原チャリ)の50ccのエンジンを使って、完全に手作りで作った1人乗り4輪自動車です。これに乗って、スピードを競います。
 おかやま山陽高校には、自動車科の生徒が中心に活動している自動車整備部があります。ゼロハンカーレースに参加しているのは、この部の生徒たちです。
 最初の頃は先生が指導して作っていたのですが、最近では先輩が後輩を指導して、充分なマシンが出来るようになりました。
 今年は2台がエントリーしました。甲山は小雨が降ったり止んだりの空模様です。コンディションとしては、決して悪くありません。
 予選では、学生の部の第1レースと第3レースに参加しました。
 まずは1台目。スタート直後は第二位につけ、なかなか好調だったのですが、コース一周目の中ほどで、エンジンが止まってしまいました。原因は、燃料が濃すぎたようで、いわゆる「かぶった」という奴でした。
 続いて、二台目。スタート直後、またまたエンスト。ピットに戻って調べてみると、アクセルワイヤーの接続部分がくたびれて、すっぽ抜けてしまっていました。
 このように、残念な結果に終わってしまいました。レース前日に生徒に聞いたときには、「決勝戦まで大丈夫ですよ!」と自信満々だったのですが。
 いずれにせよ、今回のレースで、改善箇所も見つかったことと思いますし、12月に予定されている本校主幹の全国高校生ゼロハンカー選手権では、ぜひともチェッカーフラッグをうけて欲しいと願っています。
 お忙しい中、応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。