生徒・卒業生活躍あれこれ
 先日のブログでお伝えした諸見里しのぶ選手の世界女子マッチプレー選手権ですが、結果は、残念ながら、二戦目で敗退してしまいました。しかし、試合ぶりは最後まで粘り強さが際立ち、彼女の精神的な成長を十分にうかがわせるものでした。これを通過点に、次の活躍が期待されます。
 先週末の7月2日(土)、本校を会場に第1回高校生ものづくりコンテスト「自動車整備」の部中国大会が本校自動車科実習室を会場に行われました。これは全国高校生ものづくりコンテストの中国地区予選となるもので、自動車整備に関する技術の正確さと速さ、知識などを競うものです。
 実は先日、岡山県大会がやはり本校を会場に実施されました。おかやま山陽高校自動車科はここでワンツーフィニッシュを決め、二名がこの中国大会に駒を進めました。
 今回の対戦相手は広島県代表のH工業高校。相手にとっては不足なしです。
 本校生徒2名、H工業高校さんから2名の計4名の参加でしたが、ここでもN君とT君の二名がみごとに上位二位を占め、1位のN君は全国大会へと駒を進めることができました。
 前回、H高校は全国大会で2位の結果を出しています。そのH高校を下したわけですから、今年、おかやま山陽高校は全国大会で優勝を狙えるのではないかと期待しています。
 最後に、予告です。第90回日本アマチュアゴルフ選手権競技が7月5日(火)〜9日(土)の5日間、鳥取県の大山ゴルフクラブで開催されます。この大会はアマチュアゴルフ選手権としては最高峰に位置するもので、先日諸見里選手が優勝した日本女子アマ選手権の男性版です。今年はディフェンディングチャンピオンの李東桓(韓国)選手や、準優勝の伊藤涼太選手など155人が出場してアマチュア日本一の座を争います。この大会に、本校卒業生の笠原広規選手(I・P・C・A所属)が出場します。
笠原選手はこの6月に広島で行われた中国アマで2位タイの成績を残し、いままさに絶好調です。今回の大会でも活躍が大いに期待されます。応援よろしくお願いします。


蒜山キャンプ、まもなく開幕
 期末考査も後2日間を残すだけとなりましたが、これが終わったら、1年生は恒例の蒜山教育キャンプです。
 本校が蒜山高原に所有している専用キャンプ場で、2泊3日の日程でテント泊・飯盒炊爨の生活を体験します。もちろん、お風呂やシャワーはありません(ときどき夜中に炊事場で水をかぶっている生徒の姿を見かけますが)。電気も、ガスも、もちろん、テレビもありません。このキャンプの目的は、しんどい状況の中で、クラスメイトたちと本当の協力関係を築き上げることと、ふだん当たり前になってしまっている文明のありがたさを実感してもらうことです。
 ここで、アドバイス。キャンプに持っていったら便利なものベストスリーの発表です。
 第3位は「携帯蚊とり器」です。
 テントには網戸(というかネット)が付いていますが、開け閉めの際に蚊やブヨが入ってくることもあります。電池式のものでないと使えません。また、蚊取り線香は火を使うのでテント内では使えません。念のため。
第2位は「ウエットティッシュ」です。キャンプ中は無茶苦茶、汗をかきます。それ以外に何の説明もいらないでしょう。
そして、堂々の第1位は「空(カラ)のペットボトル」です。キャンプ中、旭川の源流である塩釜の冷泉にハイキングをします。ここでぜひとも、冷泉の水(飲用可、日本名水百選に選ばれています)を汲んで、持ち帰ってください。冷たくて、本当に美味しいです。また、キャンプ場にはきれいな井戸水が湧いていて、これも美味しい(塩釜の冷泉とほぼ同じ味がします)のですが、お腹が弱い人はやはり湯冷ましを飲んだほうが無難です。そういう時に活躍するのがペットボトルです。
あと、男子は特に、頭髪を短くして行くと楽です。ジェルやデップなどの整髪剤が必要な髪形は、もってのほかです。この際、頭もクールビズで行きましょう。
キャンプファイヤーやキャンドルサービスで、毎年様々な逸話の生れる蒜山キャンプ。ことしも間もなく開幕です。