本日は保護者会総会を行いました。

 連休の最終日、いろいろご多用な中をおいでいただいた保護者の皆様にはこの場をお借りして深謝いたします。

 本日委任状を提出された方およびご欠席の方には、後日、生徒便にて保護者会総会の資料をお送りいたします。

 本日の校長講演は「生徒に学ぶ」というタイトルで行われました。校長先生が幼少期、母から「男の目には糸を引け」と教えられ、目が一重であることは男として魅力的なことであると信じて育ってきたのが、高校時代に好きになった女性に振られて(彼女はパッチリした二重の男の子に惚れていた)初めて現実には決してそうではないことがわかった、という枕エピソードから始まりました。

 本論では、おかやま山陽高校は校則が厳しいといわれていますが、最近の高校生は外見・容姿を飾ることに気を取られすぎではないか。自分がどのような格好をしたいかだけではなく、やはり世間が自分をどのように見ているかを気にするべきではないか、との問いかけがありました。
 また、若い時代はすべてを自由にしてしまうより、決まりのある中で、我慢する経験をしなければならないのではないか。若いうちからすべてのこと許され、あらゆるものを与えられてしまうと、早く大人になりたい、という気持ちが薄れてしまう。最近増えているNEETと呼ばれる若者たちも、そのようなことが原因の一つになっているのではないか、といった話がありました。

 最後に、親として、なんでもいいから自分のお子さんのいいところを一つでもいいから見つけて誉めてやっていただきたい、というお願いがありました。「ピグマリオン効果」という言葉がありますが、これは他人に期待されることによって、自分もその期待に添えるようでありたいと思うようになる心理機制を意味します。子供によい「ピグマリオン効果」をもたらすことができるのはやはり、親、保護者のみなさんです。我々教員も同じ気持ちで生徒に接するように心がけています。

 すべてはお伝えできませんが、以上のようなお話でした。

 続いて行われた保護者会役員会では、6月に予定されている保護者会の湯原・蒜山研修会について話し合いました。この研修会はおかやま山陽高校保護者会のメインイベントと言えるもので、みなさん、毎年とても楽しみにされています。卒業生の保護者の方から毎年のように「子供は卒業してしまったが、湯原の研修会だけは参加できないだろうか」との問い合わせが、寄せられるほどです。
 会場は本校の「湯原研修所」。これは古い旅館を改築したもので、源泉100パーセントの岩風呂があります。湯原温泉は美人の湯として有名です。
 この研修会は、おかやま山陽高校の保護者であれば、どなたでもご参加いただけます。おかやま山陽高校の教員も、管理職はじめ数名が参加いたします。お子さんの今後について、いろいろお聞きになられたい方、いくぶん砕けた雰囲気の中で、本音の懇話会をしましょう。
 また、保護者同士でもっと友達が欲しいという方には最適なチャンスです。友達が増えれば、情報交換の機会が増え、お子さんの指導についてのいろんなアドバイスも入りやすくなります。
 要項は後日、生徒便で配布させて頂きます。人数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。

 本日のニュースとしては、備西地区大会で硬式野球部がみごと優勝を飾りました!おめでとうございます!また、バドミントン部も2名、県大会進出を決めました。今後も頑張ってください!